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なやみごとQ&A

[2014年10月25日]

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おひさまらんどやすきっぷひろばでのアンケートをもとにとりあげてみました。

発育

Q1 あかちゃん返りのようなんだけど…?

 第2子が生まれる時、多かれ少なかれ大抵のお母さんが経験されることです。

  1. 二人目が生まれた時に上の子があかちゃん返りをしてしまう事があります。自分があかちゃんの時も同じようにしてもらってきているのですが、本人にはわかりません。あかちゃんを見て自分も同じように・・・と、あかちゃん返りが始まります。こんな時は下の子が機嫌よくしている時とか、寝ている時に一緒に遊び、夜の添い寝などをして子どもの心を安心させてあげてください。満足するまで甘えた充実感があれば、自立していきます。
  2. 子どもは、生まれた時からいろいろな信号を発信してきます。あかちゃん返りもそれのひとつです。これを乗り越えて、どんどん前を向いて歩いていきます。それは後ろから見守ってくれる大人(親)がいるからです。でも、2~3歳ごろには、またあかちゃん返りをする子もいます。この時見放さないで、温かく受け止め、意識して気にかけ見守ってやってください。親の愛情をしっかり確かめたら、安心して前を向いて歩いていきます。この繰り返しで、子どもは、成長していくのです。

Q2 オムツがなかなかはずれなくって…。

  1. マニュアル通りにはいきません。個々の子どもの発育、発達状態に応じて急がせることなく、無理のないようにしたいですね。
  2. 排泄は1歳3ヶ月~2歳頃に自分でしようとする気持ちが芽生えるといわれていますが、オムツは早くはずれればいいのではなく、その子その子であることを理解し、あせらずゆっくりと3歳を目安にはずれればよいと思います。
  3. 「早く早く。」と思ってオムツをとっても夜のオムツがはずれないと思います。精神的な面も出てきますので、あまり無理をしないようにしましょう。
  4. 同年齢の子は、とれているのにと、あせる気持ちはありますが、あせらずゆっくりいくと、夜も昼も一度にはずれますよ。

Q3 2歳半になって、小さな子を押したりたたいたり…どう対応すればいいの?

  1. 2歳頃から自我が芽生え始めます。「自分でする」と言った時は、見守ってやる心のゆとりを持ってかかわってください。
  2. 子どもがする行動を停める前に、なぜ、このような行動をとるのか考えてみてください。
  3. 大人(親)に何かを訴えているのではないでしょうか。
  4. 自分の事を見て欲しい。一緒に喜んだり、悔しがったりして欲しい。と言っているのではないでしょうか。大人のようにうまく言葉で表現できないから、態度で表して訴えているのです。
  5. 自分の気持ちをゆっくり聞いてもらう人がいなかったら、子どもは欲求不満、いかり、攻撃の感情を強くし、それからあかちゃん返りや甘えの感情等などを強くしてしまいます。
  6. 危ないこと、いけないことは「してはいけない。」と、その時その場で、静かに教えてください。
  7. 「だめ!だめ!」と言わずに子どもの気持ちを受け止めながら、遊びやおもちゃなどで関心をそらして、時間がある時はとことん付き合い、たたいたり、脅したりするのではなく、子どもの気持ちを受け止め、親子が共に育つようにしたいですね。

Q4 トイレトレーニングについて。

  1. あせらずゆっくりしましょう。目安として3歳の誕生日までにおむつが取れればと私は思っています。
  2. 首がすわる頃に“おむつなし育児”を・・・とある本で読んだ事があります。それは24時間ずっとおむつをつけっぱなしではなく、寝起き、授乳後など、おしっこやうんちをしそうな時に、おむつでなく開放した状態でさせてあげる。そんな時の喜びや、赤ちゃんの気持ちよさそうなようすが、目に浮かんできます。またこの喜びがつぎへの原動力になっていきます。
  3. 失敗してもいいじゃないですか、これらのくり返しがトイレトレーニングになるのではないでしょうか。

しつけ

Q1 しつけって難しい…?

  1. 親から無条件の受け入れられ方、守られ方をたくさん経験した子どもでないと、“しつけ”はしにくくなります。自分を守ってくれているという経験が、子どもに豊かに伝わっていれば、親が教えたいこと(しつけ)は教えやすくなります。
  2. 子どもは大人の言う通りにはしませんが、大人のしている通りにするものです。幼児期のあいさつにしても、大人がやって見せる事が、一番効果のあるしつけ方法だと考えます。
    (“子どもは親の後姿を見て大きくなる”と言います)
  3. 子どもへの要求が公平で、なおかつ、そうしなければ、自分の行動の結果を引き受けて責任をとらなければならないと言うことを学ばせる必要があります。
  4. 親の選択と違う行為を選んだならば、そこには責任が生じてくると言うことを教える必要があります。
  5. 親は脅さないで、結果を引き受けた上での行動の選択と責任を教える事が大切です。

Q2 どのように叱ったらいいの?しつけって…?

 しつけにも「小さいうちから厳しくしつける」スパルタ論と、「子どもは放ってておいても育つ」放任論がありますが、どこまで叱って、どこまで叱らないのか、しつけはどの程度までしたらいいのか、親として誰もが悩むところです。
そこでしつけについて考えてみたいと思います。

「しつけと叱ることの関係」

現代子育て事情 佐々木正美著より

 親というものは、実によく子どもを叱ります。叱らない親はいませんし、叱らないということは良いことではありません。親が叱るのは、子どもを良い子にしたい、良いしつけをしたいという思いが大前提になっています。しかし叱り方によっては、むしろ逆効果になってしまうこともあります。なぜなら、しつけは叱ってしつけることが多いからです。
 子どもを親の思い通りにさせたいという気持ちを親は持っていますが、その場合、親の思いを伝える叱り方が、非常に大切です。子どものプライドを傷つけるような叱り方は、子育てが上手とはいえません。そして、ここにもうひとつの前提、あるいは条件が存在しています。叱る側と叱られる側、言葉をかえれば親と子どもの間の信頼関係が前提条件として育っていなければならないのです。
 子どもは信頼をしていない人から叱られると傷つきます。反対に、信頼をしている人から叱られても納得できるのです。日頃、子どもの欲求を満たしてやっている親は、叱るにしても、しつけを強制するにしてもうまくいきます。
 しつけの上手な親は、子どものいうことを良く聞いてあげる親だといえます。話を聞いてもらったり、願いを叶えてもらったりしている子どもは、親に信頼感を持っていますから叱られても屈辱を感じません。プライドが傷つかないのです。
 自尊心を傷つけないということを、もう少し具体的に言いますと、他人と比較してはいけないということです。「お兄ちゃんのくせに」とか、「お兄ちゃんと比べてお前は・・・」とか、比較してものを言ったり叱ったりするのは良くないのです。「お前が悪いのはこういうところなんだよ」と失敗やいたずらの内容を具体的に指摘して注意するのはかまいません。
「A君はできるのにお前はダメだ」「お兄ちゃんはお前の年齢にはできた・・・」。こういう比較は最悪というほかはありません。(つづく)

思い当たるようなお話ばかりで・・・子育ての良い参考になると思います。
これから、何回かに分けて「しつけと叱ることの関係」を連載していきたいと思います。
次回は、「一貫性のない叱り方は子どもをダメにする。」「プライドを傷つける叱り方は正しいしつけといえない」です。

「しつけと叱ることの関係」 NO.2

現代子育て事情 佐々木正美著より

一貫性のない叱り方は子どもを不安にする

 一貫性がない叱り方も困ります。いつもは禁止しているのに、親の気分でお目こぼしをしたり、反対に虫のいどころが悪くて叱る。この前は黙って見すごしてくれたのに、今日は見すごさない。こうした態度は避けた方が良いのです。一貫性がきわめて重要であるということは、親はこういうことには叱るという基本的理念のようなものを持つ必要があるということになります。子どもたちの立場からみますと、こういうことをすれば叱られる、こういうことは叱られないという安定感がなくてはならないのです。これは、親がしっかりした姿勢を持っていれば小さな時期から理解できます。三~四歳からでもわかるでしょう。

プライドを傷つける叱り方は正しいしつけとはいえない

 しつけというものは、子どものプライドを傷つけないように、こちらの価値観を教えるところです。つまり、社会的に歓迎されたり承認される行動を、親の価値観でろ過して、子どもの自尊心を傷つけないように伝えるのがしつけになるわけです。ですから、親はどういうものの考え方をしているのかということを、折にふれて子どもに伝えておくことが大切です。そして、この時、夫婦の価値観は一致していないとまずいのです。ただし、「これはお母さんはきっとダメだけど、お父さんなら認めてくれるだろう」とか、「お父さんはOKしてくれないけれど、お母さんならわかってくれるだろうな」という程度のことはあってもよいと思います。要は、両親の価値観が一致していることが基本となります。(つづく)

「しつけと叱ることの関係」 NO.3

現代子育て事情 佐々木正美著より

夫婦の一致した価値観を教え、破れば厳しく叱れ

 幼児期に、私の家庭では二つの基本的な方針をうちだしました。一つは弱い者いじめは絶対にいけないということ。もう一つは盗みは決してしてはいけないということです。子どもは兄弟のハジキやビー玉をちょっと取るとか、置いたままの十円玉を盗むとか、盗み心というのは誰にでもあるものなのです。ですから、親はオカネや財布をそこいらに置いておかないように注意することが必要です。また、置いてあっても盗まないようにしつけることが大切になります。兄弟のビー玉を一個失敬してしまったという時、私は厳しく叱ったことがあります。ひどく叱るか軽く叱るかの違い、つまり、叱り方の迫力で子どもはどれくらい悪いかということを理解します。つまらないことでひどく叱ると、大事なときの叱り方が子どもには理解できません。(つづく)

「しつけと叱ることの関係」 NO.4

現代子育て事情 佐々木正美著より

不注意や失敗は寛容にして意欲を引き出すことが大切

 私には三人の男の子がおりますが、ある時、そのうちの一人が、ブドウを食べていて美味しかったのか、他の兄弟の一粒・二粒をちょっと失敬してしまったことがありました。些細なことですが厳しく叱責しました。こうしてしつけますと、親が財布をしまい忘れても盗まない子に育ちます。何に親は一番大切な気持ちを持っているかを常に教えるのです。厳しくしつけるといっても、親は日頃から子どもの要求をよく受け入れてあげる態度が必要です。私は、弱い者いじめと盗みには厳しく対処しましたが、例えば、インクをけとばして床にこぼしたり、転んでヤカンをひっくり返したり、障子を破ったりしても一切やかましいことは言いませんでした。わざとインクをこぼすことはないからです。子どもがけとばすような所にインクを置いた方にも責任がないとはいえません。ですから、「この次からは気をつけるように」と言うだけで、不注意に対しては叱りません。本人も次は失敗しないように注意するのです。
 ところが、年齢の下の子や弱い者をいじめるとか、物を盗むのは不注意ではありません。計画的な行為です。衝動的であったにしてもかなり計画的なものです。昔の話ですが、私の子どものうちの一人が二十円か三十円か家のカネを盗った事がありました。小遣いに足してスナック菓子か何かを買ったのです。その時も私はすごく怒りました。そして、「お父さんも一緒に行くから、おまわりさんに謝りに行こう」と交番へ連れて行きました。悪いことをしたというけじめをはっきりとつけたわけです。親が何を嫌い、どういうことなら平気でいられるかメリハリをつけるのが大切だと思ったからです。そうして、こうした場合とくに父親の役割は重要です。(つづく)

「しつけと叱ることの関係」 NO.5

現代子育て事情 佐々木正美著より

父親と母親は役割分担してチームワークで子どもを叱ろう

 母親は、子どもが家の中でボール投げをしたといっては叱り、粘土遊びでじゅうたんを汚したといっては叱ります。実は、母親は叱るというより注意をしている感覚です。そうして、母親に叱られたら父親のところへ逃げていけるような父子関係が必要です。決してよいとは言いませんが、大目に見てやろうという父親の姿勢がよいのです。ということは、父親と母親がどのように子育てを分担しているか、これが明確になっていますと母親は感情的にならずに安心して子どもに叱言が言えるのです。
 もうひとつ大切な点は、父親がひどく叱るようなことを子どもがしでかした場合です。このような時、父親が徹底的に叱るのがよいかといえば、必ずしもそうでない場合もあるのです。母親が先に気がついて、「お父さんに見つかったらどんなことになるかわかる・・・?」と言うだけで充分に叱っていることになるのです。もちろん、いろいろな要求にこころよく答えてくれる大好きなお父さんである事が前提です。「お母さんの胸のうちにしまっておくからね」と言って、父親にそっと伝えておく、このように、しつけというのは夫婦の価値観が一致しており、あうんの呼吸と言っても過言ではないような夫婦の連携プレイが何より大切なのです。

忙しいときも短時間でいいから子どもの要求に答えてあげよう

 母親は家事が忙しいために、何から何まで子どもとはつきあえきれません。叱る場面ではちょこちょこ声を出しますが、オセロゲームをしようとか、とにかく子どもは急にいろいろな要求をだしてきます。予期しないことには、すぐにつきあうことができません。休日だったら、この種の要求には父親が応えてあげればよいと思います。私の場合ですが、私は子どもの要求はよほどの大事でもないかぎり受け入れています。どんな忙しい原稿を書いていても、「本将棋をやろう」などと生意気を言いながらやってきたら、一緒に遊んであげます。何回勝負とか、あるいは時間を区切ってつきあってやります。子どもは父親は忙しくても自分の思いを叶えてくれると思うようになるでしょう。これは、父親は是非こうすべきだと言っているのではなく、私はこうしていますという紹介です。父親はこの種のことはすごく怖いというイメージをはっきりさせておくと、子どもは安心して父親に対応できます。平気で叱ることができますし、叱られた子どももショックは受けますが、傷つくことはありません。そして、このように子どもとつきあう時間(期間)は、実は短いわずかな年数なのです。(つづく)

「しつけと叱ることの関係」 NO.6

現代子育て事情 佐々木正美著より

子どもをねじ伏せ屈服させる叱り方は最悪

 さて、叱ることと注意は違います。注意でも感情的にもの言えば、叱るように聞こえます。ひざをついてご飯を食べるのはみっともないからやめなさいと、普通に言ってあげるのが注意です。普通の会話のなかで、自尊心をそこなわずに意欲的に物事に取り組んでいけるようにするのが、注意のコツです。感情的に対処するのは下手な叱り方といえます。まして、子どもを屈服させて親の願いを達成するのは最悪で、とてもしつけとはいえません。
 繰り返しになりますが、親の価値観をろ過したものを自尊心を傷つけずに、むしろ、意欲的に物事に取り組ませていくのがしつけです。その意味で子どもを叱る場合、怒るより、「お前がこんなことをするのは非常に残念だ」と、親が悲しんでいる状態を伝えるほうが効果的だと思います。また、母親は感情的にこまごましたことを注意しますが、こうした時に父親も輪をかけて叱ることはよくありません。子どもを、ますます袋小路に追いつめ、結果としては屈服させることになってしまうからです。
 一方、父親が叱っている時は、母親は子どもを救済してあげようという姿勢が必要です。救済するというのは、「お前のしていることは正しい」という意味ではありません。むしろ、お父さんに叱られるのは当たり前だ、だけど、救ってあげようという心情です。こうして叱ったりしますと、その瞬間はしょんぼりしていますが、やがて意欲的にやってみようという気持ちにさせるのです。ですから、夫婦は普段から役割分担を申しあわせておき、何をいけないとするか各家庭で決めておくと良いでしょう。幼児期にきちっとしておきますと、後が楽なのです。

幼児期に精一杯子どもとつきあえば、後は自然と自立していく

 お父さんは仕事で忙しく、それにひきかえ、お母さんは孤独で孤立して育児にたずさわっている場合があります。子どもが寝ているうちに会社へ出かけ、夜は寝てしまってから帰る。休日も返上して仕事一筋の父親は、よほど子どもへの心構えに注意を払わなければなりません。子どもが親に望む時期というのはいっとき(一時)なのです。赤ちゃんが夜中にオッパイを飲みたがるのはほんのわずかな時期ですが、この時期を充分に満たしてあげると、後はずっと安定していきます。
 子どもが父親によってくるのは1~3年ぐらいのものでしょう。この2~3年間を充分につきあえば、後は何もしなくてよいくらいです。それをやりすごしてしまいますと、その後長い年数が大変です。ですから、ぜひ、休日には子どもの相手になってあげて欲しいものです。(つづく)

「しつけと叱ることの関係」 NO.7

現代子育て事情 佐々木正美著より

子どもをやかましく叱る親ほど子どもの面倒を見ていない

 子どもの欲求を充分聞いてあげることからしつけは始まります。お母さんが怒りすぎると言いますが、子どもにいろいろなことをしてあげる習慣の少ない母親の方が、叱る事が多いようです。子どもを自分の思い通りに育てようという心持ちが強ければ強いほど叱るわけです。「まま、どうしてそんなに怒るの・・・?」というのは、子どもが親の事を聞かないということと、親も子どものことを聞いていないということの裏返しの関係なのです。赤ちゃんの時代は、赤ちゃんの欲求を100%聞いてあげることから始まります。家庭の中で叱言や注意をせずにすむ、[よい子]だったら、これは大変な問題です。人間にはさまざまな欲求や欲望があります。それをぶっつけあっていけば、[よい子]であるはずがありません。それを自由に出せる家庭が何よりも大切です。ですから、子どもの言うことを聞いてあげよう、子どもが望む親になろうという気持ちから出発すれば、同じ叱るにしても子どもの意欲や自立を育てていることになってくるのです。今、家庭の中でさえ緊張をよぎなくされている子どもが増えております。上手な子育てというのは、子どもの言うことを聞いてあげられるかどうか、という事がいえると思います。(おわり)

Q3 上手な叱り方ってあるの…?

  1. 子どもを育てていると、どうしてよいかわからず叱ってみたりおだててみたり物でつってみたり、いろいろな手を使います。それでいいのです。うまい叱り方やほめ方などありません。叱る時のポイントは、両手をしっかり握って目を見つめ、ひと言「ダメ!」ただし叩くのは痛くて怖いから聞くだけなので避けてください。
  2. 親の感情をそのままぶつければ問題解決の悪い方法を示すだけです。幼い頃からしっかりと親子関係を作り、何でも話せる親子関係を築いておく。そうすれば、思いきり叱っても子どもは親の気持ちを理解してくれます。だってあなたが大好きなのですから…。
  3. 子どもの年齢、発達に合わせて、叱り方を変えていくのが大切です。
  4. 悪いことは悪いとしっかり言いましょう。甘やかしと愛情は違います。
  5. 叱ることも一つのしつけです。叩いたり脅したりするのではなく、子どもの気持ちを受け止めてやることです。
    ・子どもにどんな大人になってほしいか考える
    ・情報やルールを教える
    ・発達に応じた感じ方や考え方を理解する(母親が理解しておかなければいけません)

Q4 2歳児にどこまで手伝わせればいいの?何でもしたがって…。

  1. 幼児はお母さんのしている姿を見て模倣します。
  2. お母さんのお手伝いをすることによって、子どもは安心するのですが、2歳児の子どもにはまだ本物の包丁、炒め物などなど、本物を使うのは無理ですね。2歳児に子どもには、ままごと用の包丁、まな板、フライパン等持たせたほうが安心ですね。(手作りの包丁などもいいですね)この年齢ぐらいからはっきりと良い悪いを話して欲しいですね。
  3. お母さんのアイディアで、段ボール箱など使って流し台、レンジ台など、作ってあげてはどうでしょうか。よく遊ぶと思いますよ。
  4. 「…したい。」と言うときに危ないからやめなさいと言ってしまうと、成長(自立)の芽をつむことになりますので、怪我のないように、その子に合った手伝いをしてもらっていいのではないでしょうか。

Q5 小さい子どもが、してはいけないことをした時の叱り方は…?

  1. 年齢によりますが、良い悪いがわかる3歳児以上になると、しっかり叱って欲しいですね。
  2. 体罰は絶対だめ!話せばわかる年齢ですから話し合いましょう。それには日頃から親子の信頼関係をしっかりしておくことが大切です。

食事

Q1 子どもの食事について…。

  1. 子どもに無理に嫌いなものを食べさせようとするより、まず、食の基本を間違わないようにすること。
  2. 食の土台は、米と水であること。パンは油脂と砂糖が入っている。
  3. 飲み物は水が一番。カロリーのある物はさける。
  4. お腹が減って何でもガツガツ食べられる子どもにするには、子どもの生活全体をも考えみなくてはならない。
    ・早寝早起きで睡眠が充分に取れており昼の活動が充分であるか。
    ・三度の食事をきちんと摂り、だらだら食いはしていないか。
    ・牛乳や糖分の多い飲料で、満腹感を満たしていないか。
  5. 家族で楽しく食事をすることは、食べるということだけでなく、その中で親が子どもに伝えておきたい.。伝えておかなくてはならない考えやマナーを自ら示していく大切な場でもあると思います。
  6. 活発な活動があってお腹が空く。お腹が空けば、おにぎりで充分おいしい。

Q2 離乳食をたくさん食べるようになる方法は?

  1. その前に…離乳食のスタートをあせらないこと。
  2. 基本は赤ちゃんが食べるものを食べるだけ与えれば良い。
  3. 目の前の赤ちゃんのからだの育ちを見て、心の育ちを感じて、その子のペースで始めて欲しい。
  4. 今の子どもは、空腹を知らないと言われています。お腹が空くからこそ、おいしく食べられるのだと言うことを大切にしたいですね。
  5. 離乳食のゴールは…
    (1)しっかりかんで食べること。
    (2)おいしく楽しく食卓に参加できること。
    家族が食べるものから取り分けて与えるのが良いのでは。(特別に作らなくても…)
    取り分け 小さく 柔らかく 薄味に(1回の量は、子どものおやゆびぐらいの量を口に入れる)
  6. 食べた後の「うんち」を見ながら、進めていけば大丈夫でしょう。食べる量はうんち機嫌からだの調子を見て食べさせる。ひとりひとり違うこと、その子のようすで判断できれば良いでしょう。
  7. かむことを大切にする離乳食。離乳食をしながらミルクを飲ませるのですから、きちんとかんで食べられるように、しっかりとかむ習慣づけをして欲しいですね。自分の歯でかむということは、歯並び、歯ぐきやあごの発達にもつながります。子どもの一生のからだづくりを支えることになると言っても過言ではないと思います。
  8. 離乳食の時から、食べることは命をいただくこと、からだも心もおいしく育まれるような食事を子どもと共にしていきたいですね。

絵本

Q1 どんな絵本を選べばいいの?

 良い絵本に出会わせてやりたいですね。物語絵本や内容が楽しいもの、最後はハッピーエンドになるもの、安心して聞けるもの、お話の内容が絵にあってるものなどがいいですね。子どもは絵を見ながらイメージを膨らませて聞いています。言葉を絵にできる力を持っています。
 昔話もいいですね。昔話は心のふるさとと言われ、「むかしむかし」から始まるお話には何か心にゆったりとした暖かい言葉として伝わり、次は何が出てくるのかとワクワクした気持ちで聞けるのではないでしょうか。

Q2 絵本の読み聞かせって…?

  1. 1日最低でも1回は読み聞かせをしてあげてください。
  2. お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、お家の方の優しい声で読み聞かせてあげてください。
  3. 子どもが落ち着いている時にゆっくりした気持ちで心をこめて読んであげてください。(夜寝る前などがいいですね)
  4. 1ページ1ページ丁寧に読んでください。
  5. 特別な演出読みは必要ありません。ごく普通に読んでください。
  6. 途中で絵の説明など入りません。
  7. 読み聞かせの途中で子どもの方から言葉が出たら、年齢の低い子どもでまだ言葉を楽しんでいる段階であれば、おうちの方も一緒に言葉を楽しみましょう。少し大きくなると言葉が出てもストーリーを中断しないためにもうなづいて聞いてあげましょう。

同じ絵本を何回も…
子どもは同じ絵本を読んでと言ってきます。子どもは絵本の内容がわかればわかるほど、その絵本が好きになるのです。回を重ねるごとに今まで見えなかった絵の細部も見えてくるのです。

耳で聞くお話は…
耳で聞くお話は、子どもたちひとりひとりに異なった豊かなイメージを与えてくれます。まずは、生のボイスシャワー。それが基本的信頼関係を築き、豊かな人間関係を作る近道なのです。

食事は身体の栄養、ことばは心の栄養と言われます。
この時期どんどん良い絵本に出会い、子どもに読み聞かせてやってください。
子育てのそばには絵本があり、散歩があり、わらべうたがあり、そして優しいおうちの人の笑顔がある、そんな生活ができたら子どもにとって最高の幸せではないかと思います。

Q3 絵本の読み聞かせって(NO.2)

 以前に昔話について少し話しましたが、昔話は世の中を生きていくために必要なことを教えてくれます。例えば、「かちかち山」のように、うそをついたら必ず良くないことがある。泥の船に乗せられる。など、自分が間違ったことをしたら必ず良くない結果が生まれるということを絵本を読んでいるうちに自然と学んでいきます。良いことは良い。悪いことは悪い。と教えるには、昔話はとても良い本だと思います。
 作者のない絵本もありますが、昔から言い伝えられた良い童話は今でも残っています。
 本を選ぶ時は本当の昔から伝えられている絵本を選んで欲しいです。
 良い絵本に出会うということは、子どもにとって一生の宝物だと思います。

Q4 兄弟姉妹一緒の時どうやって読み聞かせたらいいの?

 子どもの年齢差にもよりますが、年齢が接近していれば、上の子にあわせて読んだり、時には、「今日は・・ちゃん(下の子ども)の本を読んであげるね。」と言って、一緒に読むのもよいと思います。一冊の本を読んでも年齢の小さい子は、小さいながらの思いで、イメージをして聞いています。それと同時に上の子にも同じ事が言えます。あまり気にしなくてもよいと思います。それよりもお母さんの優しい声で読んでもらうということは、子どもにとって最高の幸せだとだと思います。兄弟姉妹仲良くお母さんを囲んでの絵本の読み聞かせになって一生の宝物です。どんどん読み聞かせをしてあげてください。
(注 年齢差が5歳以上離れているとまた違います)

その他

Q1 親がいらいらしたときの対応はどうすればいいの?

 子どもに対していらいらするのですか?それとも自分に対していらいらするのでしょうか?どちらにしても一呼吸おいて対応してみてはいかがでしょう。
少し時間をおくとなんでもないことかもしれませんね。
それでもいらいらする時は、自分は今、何にいらいらしているのか考える余裕が欲しいですね。
 理由もなしにいらいらした感情を子どもにぶつけるのは良くないことです。
子どもは親の顔色を見ながら成長していく恐れがあります。
精神的なストレスは、子どもの発達には良くないと言われます。
時には、周りにいる大人の助っ人もいいのではないでしょうか。中でもお父さんの助っ人は効果があるのではないでしょうか。

Q2 兄弟姉妹の接し方って難しい?

 男の子女の子と言わず、第一子、真ん中、末っ子、どの子にも望む限りの愛情をかけてあげれば、心豊かに育ちます。
 「お兄ちゃんだから・・・。」「お姉ちゃんだから・・・。」と言われると、甘えたいのに甘えられない、非常に屈折した気持ちを持ってしまいます。「お母さんは二人とも同じように大切に思っているよ。」と、上の子に口先だけでなく、心から伝えるようにしましょう。スキンシップも大事ですね。
 具体的には、下の子にするように同じように上の子にもしてあげること。赤ちゃん返りをしたら、やさしく受け止める。夜の添い寝。下の子が寝ているときは、一緒に遊ぶ・・・。など子どもの心を安心させる言動が欲しいですね。
満足するまで甘えた充足感があれば自立していきます。
 親にとっては、第一子、真ん中、末っ子かもしれませんが、子どもにとってはお兄さんでもお姉さんでもなく、その子自身の大好きなお母さんなんだと言うことを忘れてはいけません。数多く十分に満たしてあげていれば子どもは少々の不満は苦労なく受け入れてくれるはずです。

Q3 入所(園)までにすることって…?

 入所(園)までにぜひこれだけは・・・というのではなく「何も心配することはないよ。保育所(園)はお友だちがいて楽しく遊ぶところだよ。」と教えてあげてください。

  1. 親子の不安
    「偏食が多いので、給食が食べられないのではないか・・・」とか「服の脱ぎ着が一人でできない」とか取り越し苦労が先に立つ人もいますが、それよりも早寝早起きを心がけ、栄養バランスの取れた食事をし、楽しく遊ぶことです。
  2. 毎日の生活のリズム
    毎日している当たり前の生活こそが生活のリズムとなり情緒の安定にもつながります。情緒が安定した状態でなければ、身の回りのことに興味が持てないし、やろうとする意欲もわいてきません。
  3. 子どもが安心して親離れをし、やろうとする意欲を持つためにも、親子の信頼関係(きずな)をしっかりとしたものに…
    それには子どもといっぱいお話をしたり、遊んだり、絵本を読んであげたりしてください。幼いときに愛情を込めて語ってくれた親の声は、何歳になっても聞こえ続ける、子守歌と同じです。人生を支えるのはこうした愛の体験なのです。愛情を豊かに注がれた子どもほど大人になっても芯が強く、創造的で、勇気があると言います。これらは就学前までですが…。
  4. 入所(園)したら…
    母親が安心して子どもを送り出すと同時に入所(園)してきた子どもの不安を取り除いてくれるのは、それぞれの所(園)の保育士さんの仕事です。帰ってきたら子どもの緊張した心をお母さんの優しい愛情で包んであげてください。所(園)のようすを無理に子どもから聞こうとしないで、子どもが話してきたら「ふんふん」と真剣に聞いてあげてください。それによって子どもも安心して「また明日も行こう。」という励みにもなります。お母さんからいっぱいの愛情をもらった子は、それがエネルギーとなって、楽しい保育所(園)生活が送れるのではないでしょうか。
  5. 今のうちに絵本を読んだり、一緒に遊び(散歩など)たくさん話す事で、子どもがどれだけ安心することでしょう。

最後に…
3分間の愛の言葉よりも3秒のタッチ、抱きしめたり、お風呂に入ったり、一緒に寝たり、肌に触れたり、愛情をかけて育み、育てて欲しいです。

Q4 祖父母とのかかわり方って…?

  1. おじいちゃん、おばあちゃんは、人生の先輩でもあり子育ての先輩でもあります。おじいちゃんやおばあちゃんの知恵を借りることも大切だと思います。
  2. 孫を育てるのに責任がないので、ついつい甘くなってしまいがちですが、子どもを温かい目で守ることも、包むことも出来ます。祖父母のいる中で育った子どもは、温かいものを持っている子が多いといわれます。
  3. お母さん!時々おじいちゃん、おばあちゃんに甘え、子どもを預けてリフレッシュできるような関係でありたいですね。

Q5 働いていると子どもと接する時間が短くなってしまうけれど、その中で子どもと接するのによい方法とは…?

  1. 時間を長く接したから良い、短かったから悪いとは言えません。短くても濃密な接し方を考えましょう。
  2. 一日、最低15分間は子どもと接する時間を作りましょう。
  3. その一つの手段として、寝る前に1冊の絵本を読んでやる。絵本は、親子のきずな、信頼関係を結ぶひと時にもなります。
  4. 読み手である親と、じっと耳を澄ます子どもたち、絵本の時間を共にする生活をぜひ、暮らしの中において欲しい。子どもの心の引き出しの中に一生の宝物として残ると思います。
  5. 絵本を読む時間がないときは、手をつないで「○○ちゃん、好き、好き」「今日も元気だったね」「今日は楽しかった」と話すこともいいですね。即ち心のこもったスキンシップです。
  6. 子どもはすぐに大きくなり、親から離れていきます。安心して親から離れられるように、今のうちに子どもと過す一日一日を大切にして欲しいと思います。

お問い合わせ

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(福崎幼児園内)
福崎子育て支援センター
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ファックス 0790-22-2313
e-mail:ko-shien@town.fukusaki.hyogo.jp
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