ページの先頭です
メニューの終端です。

平成29年度≪にこにこ講座≫「楽しい子育てでスマイルアップ!どうつきあう?イヤイヤ期の子どもたち」の報告

[2017年8月18日]

ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

にこにこひろば    平成29年7月11日(火曜日)

スマイルマムの岩木和子さんを講師にお迎えし、イヤイヤ期の育児について、参加者の質問に答えながらお話していただきました。
岩木先生

1.イヤイヤ期とは何かを知ろう! 

 ・自分の気持ちを発信する時期  第1次反抗期。

3歳前後は身体機能の発達が著しく心の発達も大きい(自己中心性からの脱却・自我の芽生え)

・大人の時間の中で面倒をみてもらっていた(受身)→自分の気持ちを発信するようになる。

イヤイヤ期は、表現する力を獲得して、自分以外と適切なコミュニケーションをとる練習期(自己主張の練習期)

・泣く、ぐずるのは自己主張していること。(年齢が大きくなると言葉がついてくる。自己主張の仕方がコントロールできなかったのが、できるようになってくる)「魔の2歳児」という言葉があるように、2歳のこだわりは何に対しても「イヤイヤ」

 

2.イヤイヤ期はいつから始まり、いつまで続くの?

・生後6か月頃から始まっている。6か月~1歳半ごろまでのイヤイヤは他の事で気をそらしたり、他の物と交換したりすることでおさまることがある。

・本格的なイヤイヤは2歳から。2歳は運動能力があがり、感情・思考・表現といった内面のものや個性が作られる時期で、「いやだ!」「自分でやる!」など、とても主張が強くなる。自分の思い通りにならないと自分でエネルギーがコントロールできないので、イヤイヤが表面化する。反抗すること自体が目的になることもあり、おかあさんもイライラ…。自発性・自立心が育ってきた証拠でもあるので、広い心で受け入れてあげることが大事。

・3歳~4歳頃になると沈静化していく。永遠に続かない。3歳ぐらいになって、言葉の理解がすすんでいくと、コミュニケーションできるようになり、気づけばいつの間にかイヤイヤが減っている。3歳は体全体のつり合いもとれて、筋肉も発達し、バランスをとる能力もついてくる。手先も器用になる。感情を言葉で表現するようなり、怒った時は言葉で攻撃し始める。面白い行動で大人を笑わせるのもこの時期。大切なしつけをここでしっかりやれば、わがままを押さえることができるようになる。親として悪いことは悪いと繰り返し教えてほしい。この3歳児のしつけはとても大事。

イヤイヤ期は個人差はあるものの、6歳頃までには終わる。

 

3.子どもが「イヤイヤ」になる理由を知ろう!  (イヤイヤの理由を知ったら、少しは以前より余裕を持って受け止められるのでは)

(1)言葉の理解が未熟だから…自分の気持ちを言葉でうまく伝えることができない。「いや!」で表現

(2)親の反応が嬉しいから…反応が嬉しくて、わざと親が嫌がることをすることもある。

(3)思うようにいかないから…自分のイメージと現実とのギャップからかんしゃくを起こす。例:ブロックが思うように積めない

(4)体調が悪いから…例:発熱や睡眠不足、疲れて気持ちのコントロールができない

(5)したくないことが待っているから…例:眠くないのに、寝室に誘われる    (6)かまってほしいから…注意をひこうとしてわざと「イヤイヤ」

 

4.イヤイヤ期の子どもと上手に付き合うコツ

(1)鉄則!まずは共感してあげよう!…親が理解できないイヤイヤでも「○○がいやだったのね」とまず共感。そしてスキンシップ

(2)気持ちの切り替え達人になる!…1歳頃のイヤイヤだと、「こっちの○○で遊ぼうか」と気をそらせるだけでうまくいくこともある。

(3)「ダメ」の方針を決めるべし!…何もかもダメではなく、危険なこと、人に迷惑をかけることのみなど家庭で方針を決める。

(4)みんな共通の悩みを知ろう!…イヤイヤ期は誰もが通る道。パパもママも小さい頃そうだった。イヤイヤ期を経験してみんな大きく

なっていく。イヤイヤ期の子どもがいる親の悩みはみんな同じ。自分だけではない。

(5)複数の選択肢を出して選ばせよう!…子どもが答えやすいように聞いてやる。そして自分で選ばせる。

(6)ぬいぐるみや人形を活用する!…腹話術のような感じで。親が直接言うよりは素直に聞いてくれることもある。

(7)嵐が過ぎ去るのを待つ!…イヤイヤが激しくなった時は叱ったり注意したりすると余計爆発することも。少し距離をおくようにする。

(8)時間に余裕を持って行動する!←※大事!…子どもは親が忙しくしている時によくイヤイヤする。親も時間に余裕がないとイライラしてどんどんネガティブに…

(9)ほめる時はちゃんとほめてあげる!…イヤイヤ期の子でもママは大好き。そのママにほめられたり、認められたりするのはとてもうれしいこと。スマイルでほめよう。

イヤイヤの症状がママのにっこり笑顔でおさまることもよくある。

(10)頭ごなしに叱らないこと!…何もかも頭ごなしに叱ると、子どもは自分の行動が否定された、自己主張してはいけないと思ってしまう。将来自分の意見がはっきり言えない子になってしまうこともある。幼い子は言葉の理解が未熟で、親が言っていることが通じにくい。つい親も強く叱ってしまうが、叱りすぎたら、後で叱った理由を理解させ、抱きしめてスキンシップ。「大好きなんだよ。だから言ったんだよ」と伝える。子は親に愛されているという土台があれば、大抵の事は大丈夫。

 

5.やってはならない対応

(1)「じゃあ勝手にすれば! ママもう知らない!」   (2)「いいかげんにしなさい! ママ怒るわよ!」

(3)恐ろしい交換条件を出す…例:「そんなにわがまま言うんだったら、もう今日はおやつなしね!」 「お母さんのいう事がきけないんだったら、よその子になる?」

岩木先生2
岩木先生3

≪参加者の声≫

・イヤイヤ期がどんなものを指すのか、いつ頃からいつぐらいまで続くのか、基本的な事がわからなかったので、知ることができてよかったです。NG対応は、全部自分に当てはまり、反省することも多かったですが、やはり大事な事は子どもの思いに共感すること、大好きだということをちゃんと伝えることだと思いました。なかなか上手くできない時もありますが、今日の話を思い出して、前向きに育児していきたいです。

・頭ごなしに怒ってしまったり、親の都合でイライラして怒ってしまったりした時の対応の仕方を教えてもらえてよかったです。

・同じ悩みを持った方がたくさんおられて、自分だけじゃないんだと気持ちが楽になりました。子どもの気持ちに寄り添い、余裕をもって対応したいと思いました。

・これから迎えるイヤイヤ期にどう対応したらいいんだろうと不安が大きかったので参加させて頂きました。とても参考になりました。その時が来るまでしっかり覚えていようと思います。時間と心の余裕を持って子育てを頑張りたいと思いました。

スタッフより

ご参加ありがとうございました。

お母さん方の日頃の悩みにふれながら、子どものイヤイヤ期についてのお話をわかりやすくしていただきました。

イヤイヤは自己主張の表れであり成長の証なのです。どうぞ子どもの気持ちに寄り添ってやってください。

言いなりになるということではありません。ダメなものはダメ、できないことはできないときちんと伝えてくださいね。

そして手がつけられなくなった時は、子どもがクールダウンするのを忍耐強く待ちます。お茶を飲んで一息つきましょう。岩木先生のお話にあったように、完璧なお母さんなんていません。育児にイライラしないお母さんもいません。イライラした時は一呼吸おいて深呼吸です。

そしてひとりで悩まず、にこにこひろばに遊びに来てください。同じ悩みを持つ子育て中のお母さんやスタッフと話すだけでも気持ちがずいぶん軽くなりますよ。

お問い合わせ

東部子育て学習センター(にこにこひろば)
電話:0790-22-1058 ファックス:0790-22-1058
(金曜日、土曜日は休業)