広報ふくさき 令和2年(2020年)6月号 12ページ ---------- こんな事例にご用心! 新型コロナウイルスを口実にした消費者トラブルが増えています 事例1 封筒に入った使い捨てマスク30枚が宅急便で届いた。家族も注文した覚えがなく、請求書なども入っていなかった。後日、代金を請求する電話があった。 事例2 新型コロナウイルスが水道水に混じっていると浄水器販売勧誘の電話がかかってきた。 アドバイス 注文した覚えのない商品が届いたら、連絡先を写真に撮るなどして控え、一旦引き取ってもらいましょう。家族に注文したかどうか確認してから連絡をしても遅くありません。宅配業者の負担を減らすためにも、商品注文の情報は家族で共有しておきましょう。 水道水は法令に基づき、適切に塩素消毒されており、ウイルスに感染することはありません。根拠のない話に耳をかさないようにしましょう。 事例3 行政を名乗る機関から「特別定額給付金10万円を給付する」というメールが届き、名前も載っていた。銀行口座を登録したところ、給付を代行するサイトの費用と手続き料として合計1万数千円が必要というメールが届いた。 事例4 子ども達だけで留守番をさせていたところ、行政を名乗る電話がかかってきて、勤め先や家族構成などの個人情報を尋ねられた。 アドバイス 怪しい電話やメールには反応しないようにしましょう。電話は在宅中でも留守番電話 にしておき、連絡先を確かめてから、折り返し電話をするようにしましょう。   世界的に感染が拡大し、経験したことのない状況に多くの人が不安を抱えながら生活しています。不安な心につけこむ新たな悪質商法や詐欺が広がる可能性があります。 また、インターネットなどでは出所不明の怪しい情報が数多く出回っています。消費者庁や国民生活センターのホームページでは、全国の消費生活センターに寄せられた消費者トラブル情報を随時公開しています。おかしいな、あやしいなと思ったら、自分一人で判断せず、センターにご相談ください。 消費生活の相談や問い合わせ、苦情は、神崎郡消費生活中核センターへ 電話22-4977 相談は無料で秘密は厳守します。 相談日は火曜日と金曜日。時間は午前9時から午後4時まで。(月曜日は休館日) ---------- 給付金の詐欺に注意しましょう 暗証番号・口座番号・通帳・キャッシュカード・マイナンバーは、絶対に教えない!渡さない! 市区町村や総務省などが次のことを行うことは絶対にありません。 ○現金自動預払機(ATM)の操作をお願いすること ○受給にあたり、手数料の振込みを求めること ○メールを送り、URLをクリックして申請手続きを求めること 怪しいなと思ったら遠慮なくご相談ください 消費者ホットライン(局番なしの3桁) 188 新型コロナウイルス給付金関連消費者ホットライン 0120-213-188 警察相談専用電話 #9110 福崎警察署 0790-23-0110 福崎町役場 0790-22-0560