広報ふくさき 令和2年(2020年)11月号 2ページ ---------- 11月は子ども・若者育成支援強調月間です 輝く未来 育て支えて 見守って 青少年の育成は大人一人ひとりの責務 次代を担う子どもたちは、親等の家族にとっても、社会にとっても、大きな可能性を秘めたかけがえのない存在です。全ての子どもたちが自己肯定感を育み、自己を確立し、社会との関わりを自覚した個人として健やかに成長するとともに、明るい未来を切り拓いていくことは、社会全体の願いです。しかしながら、依然、支援を必要とする引きこもり、不登校などの社会生活を円滑に営む上で困難を有する子どもの問題や、少年非行、いじめ問題、児童虐待をはじめ子どもが被害となる事件など社会全体で取り組まなければならない問題があります。 まず、大人自身が、大人社会のあり方を見直すとともに、社会の基本的なルールを身をもって伝えていくことが大切です。「大人が変われば、子どもが変わる」意識を持って、子どもの成長のためにできることを考えてみましょう。 家庭のあり方を振り返ろう 家庭は子どもにとって人格形成の行われる最初の場所です。 親であるみなさんは、家庭の重要性を認識し、家庭でのしつけのあり方や親の役割について考えましょう。そして、子どもが生涯にわたって健康で豊かな人間性を育むため、食育の推進、生活時間の改善等により、子どもの生活習慣を見直しましょう。また、スマートフォンを始めとするインターネット接続機器等との過剰な接触時間を見直し、家族との直接的コミュニケーション時間を増やしましょう。 地域で一体となって青少年の育成を 青少年の育成支援は、家庭を中心として、行政、学校、企業、地域等、社会全体で取り組むべき課題です。 全ての人が青少年の健全育成に関わっているという意識を持ち、互いに助け、支えあえる地域づくりに努めましょう。また、子どもの安全確保の取組、有害環境への適切な対応、いじめの未然防止と早期対応など、地域が一体となった取組を進めましょう。 青少年の多様な社会参加活動を支えよう 青少年が同世代や異世代との多様な人間関係を経験しながら、社会的自立に必要な主体性や協調性を育み、積極的に社会へ参画していけるよう支援することが重要です。 そのために、大人のみなさんが、子どもたちと一緒になり、世代をこえて、地域の行事やボランティア活動、スポーツクラブなどに参加するよう心がけましょう。 (社会教育課) ---------- 青少年補導委員に知事表彰・知事感謝状 令和2年度 兵庫県青少年補導委員表彰者が発表されました。 永年にわたり青少年の非行防止・健全育成に貢献した補導委員には兵庫県知事表彰が、また、継続して青少年の健全育成に尽力された補導委員には兵庫県知事感謝状が贈られます。 兵庫県知事表彰(20年) わだ ひでお さん(西光寺)、たまおき ゆきこ さん(余田)、まつおか まなみ さん(駅前) 兵庫県知事感謝(10年) ひがしかげ ひろひさ さん(長目) おめでとうございます。今後とも、地域の青少年健全育成のため、ますますのご活躍を祈念します。 (社会教育課) ---------- 人権・青少年健全育成フェスティバル 日時 12 月 5 日(土曜日)午前9時30分から10時15分(開場午前9時) 場所 文化センター 大ホール・小ホール 内容 ◆小中学生の主張、体験発表 ◆小中学生の人権ポスター、標語の展示 ※新型コロナウイルス感染防止のため、時間を短縮して開催いたします。 ※ご来場の際は、マスク着用でのご来場をお願いします。 ※体調不良や37.5度以上の発熱などの症状がある方はご来場をお控え願います。 写真=昨年度の人権・青少年健全育成フェスティバルのようす ----------