広報ふくさき 令和3年(2021年)2月号 19ページ ---------- 保健センターだより 394号 2ページ目 ---------- 保健センター2月定例行事予定 一般健康相談 8日(月曜日)午前9時30分から11時まで 対象 一般希望者 母子健康手帳交付 月曜日から土曜日 午前8時30分から午後5時15分まで 対象 妊婦 すくすく相談 8日(月曜日)午前10時30分から11時30分まで 対象 乳児希望者 すくすく相談 8日(月曜日)午後1時30分から3時まで 対象 幼児希望者 3か月児健診 24日(水曜日)午後1時15分から45分まで 対象 令和2年11月生まれの乳児 4か月児健診 16日(火曜日)午後1時15分から45分まで 対象 令和2年10月生まれの乳児 7か月児のまんまクラブ 10日(水曜日)午前9時45分から10時まで 対象 令和2年7月生まれの乳児 10か月児のあばばクラブ 24日(水曜日)午前9時45分から10時まで 対象 令和2年4月生まれの乳児 1歳お誕生相談 8日(月曜日)午前9時30分から10時まで 対象 令和2年2月生まれの乳児 3歳児健診 17日(水曜日)午後1時15分から45分まで 対象 平成29年10月、11月生まれの幼児 ---------- 予防接種のお知らせ 二種混合・四種混合・日本脳炎・ポリオ・ヒブ・小児用肺炎球菌・水痘(水ぼうそう)・B型肝炎予防接種は、接種間隔に気をつけましょう。 麻しん風しん混合(MR)予防接種は、接種期間が1年間です。忘れず早めに接種しましょう。1期(1歳から2歳の間)2期(就学前1年の幼児) 予防接種は、事前に医療機関へ電話予約してから受けましょう。 ---------- 令和3年度 健康意向調査 兼 町ぐるみ健診申込書を送付します 令和2年度はコロナ禍で不要不急の外出を控える要請がありました。みなさんは町ぐるみ健診などの健康診査の受診を控えたりしていませんか? 健康診査は自分自身の健康確認と病気の早期発見・早期治療のため、年に1回は受けていただきたい、必要かつ大切なことです。 3月上旬に、令和3年度の健康意向調査兼町ぐるみ健診申込書を各家庭に送付しますので、町ぐるみ健診を希望される方は、申し込みたい項目にマルを記入してください。また、職場や病院で健診を受けられる方は、その旨を記入し返信してください。 提出期限は3月19日(金曜日)です。 ---------- 町のせんせい『健康ひとことコラム』 「メインテナンスを受けましょう」にしむら歯科クリニック にしむらひでたか先生 歯科医院で定期的なメインテナンスを受けましょう。メインテナンスは、虫歯や歯周病を再発させず健康な状態を維持するために、定期的に歯科医院を受診して口の中の状態のチェックや清掃を行うことです。メインテナンスでは以下のことを行います。@虫歯・歯周病・その他トラブルが起きていないかのチェックA歯石や着色のお掃除B自宅での歯のケアのアドバイス、などです。なかなか自身では磨き残しや初期虫歯は気付かないものです。 虫歯の治療が終われば、もう歯科医院に行かなくていいですか?歯が痛くなった時だけ歯科医院に行けばいいですか?そんなことはありません。症状が出てから治療を受けていると、治療は大がかりのものとなり、治療期間も治療費もたくさんかかってしまいます。治療できたとしても、しっかりとした治療は無理かもしれません。治療の成功は治療の終了後、長期にわたり健康な状態が維持できて初めて評価できるものかと思います。虫歯や歯周病は非常に再発しやすい病気なので、治療が終わったからと言っても安心は禁物です。 スウェーデンのような予防歯科先進国では、患者さんの80パーセント以上の人が定期的に歯科を受診しメインテナンスを受けています。それに比べ、日本では定期的に受診される方は約8パーセントとまだまだ少ないのが現状です。つまり、歯が痛くなったり、不具合が起きた時のみ受診している方がほとんどなのです。予防歯科先進国では歳をとっても多くの歯を残すことができていますが、日本人は多くの歯を失っています。メインテナンスを受けることにより歯を長期に保存することが可能になります。 「治療が必要になったら歯科医院に行く」のではなく「治療が必要にならないように歯科医院へ行く」ようにしましょう。つまり予防のために歯科医院に通いましょう。 写真=西村先生