広報ふくさき 令和3年(2020年)2月号 4ページ ---------- 町長コラム 福崎町長 おさき よしはる 思い出に残る一日 年が明けて、いつもですと消防団出初式、続いて成人式が盛大に行われるところですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないため、出初式は式典を大幅に縮小しました。各分団からの出席も最小限とし、役場庁舎内で、表彰を中心に行いました。 成人式は緊急事態宣言が発出されるという情報もあって悩みましたが、文化センターに会場を移し、出席者を新成人に限って実施しました。もちろん1席ずつ空けて距離をとった上での開催です。検温、消毒も受付で行いました。 中止や延期をする市町もある中でしたが、福崎町は実施をしました。このことにはいろんな意見があると思いますが、いずれも正解だと考えています。ただ、実施にあたっては感染防止対策をしっかりと行い、この会場から決してクラスターを出さないという覚悟のうえで行ったものです。参加者が少なくなるのではと心配をしていたのですが、例年のとおり多くの成人が参加をしてくれました。思い出に残る1日になったのではないかと喜んでいます。 私は、式辞の中で成人の皆さんに一つお願いをしました。皆さんは前途洋々の未来が開けています。これから世界を舞台に活躍されることになりますが、これからもふるさと福崎と繋がっていてほしいということです。そして福崎町はいつまでも皆さんを応援していますとエールを送りました。 写真=成人式で式辞を述べる町長 ---------- 食育通信 八千種幼児園の取り組み 八千種幼児園の5歳児は、今年は感染予防のため配膳の当番はできていませんが、給食当番が毎日「今日の献立」を読み上げています。 その際に、食べ物の名前や形、またどのような食材が使われているのかなどを通して、子どもたちが食への関心をより深めることができるように、献立表をもとに食材を3つに色分けしたパネルを作っています。毎日楽しみながら、赤(からだをつくる)・黄(熱や力のもとになる)・緑(調子を整える)に色分けをすることで、どのような働きをするのかが目で見てわかり、理解したうえで食べることで「これは力になるんやな!」と感じ方も変わってきています。 また、給食センターからの毎日のコメントにも興味をもち、食べることをより楽しみにし、作ってくださる方々への感謝の気持ちも育ってきています。 写真=献立を読み上げる園児、食材を3色の食品群に色分けする園児 ---------- 野外活動センターだより(社会教育課) カモの「えさ」をありがとうございました 多くの方から「かわいいカモたちに」と心のこもった「えさ」をいただきました。昨年12月までに、「えさ」を提供してくださったのは次の方々です。 進藤さん(西光寺区)、みやざき としやすさん(田口区)、まつおか まさゆきさん(田口区)、山口さん(板坂区)、たかはら ゆきおさん、西治営農組合(西治区) 山小屋の掘りごたつをご利用ください 野外センターの山小屋に掘りごたつを設置しています。冬の七種山、野外センターは、いつもとちがった景色をみせてくれます。野外センターでの活動、なぐさの森での散策、文化財・名勝巡りの際には、山小屋の掘りごたつで、ほっこりおくつろぎください。