広報ふくさき 令和3年(2020年)3月号 5ページ ---------- 町長コラム 福崎町長 おさき よしはる ワクチン接種と文珠荘について 今年に入り、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が再び発出されました。ここにきてようやくその効果が表れてきたようで、感染者数が減少しています。けれども、ここで気を緩めると元の木阿弥となります。大変ですが今が正念場ではないかと思っています。 そのような中、新型コロナウイルスワクチン接種の動きが本格化しています。本町におきましても、健康福祉課を中心に準備を進めているところです。まず医療従事者の方、4月以降に高齢者、次に基礎疾患のある方と順次接種していただく予定としています。今回のワクチンは期間(21日から28日)を空けて2回の接種が必要です。相当時間のかかる予防接種となりますが町を上げて全力で取り組みます。あわせて、これまでと同様に、3密を避け、手洗いの励行、消毒、マスクの着用が私たちにできる最も身近で重要なコロナ対策ですのでよろしくお願いをいたします。 残念なお知らせをしなければなりません。町民の憩いの場として運営してきた文珠荘が、4月から当分の間休館となります。指定管理の5年の期間がこの3月に満了となるため、新たに文珠荘を運営してくださる指定管理者を募集したのですが誰からも応募がありませんでした。今後は、新型コロナウイルス感染症の状況を見据えながら、改めて指定管理者の公募に向けて検討を進めていきます。文珠荘の利用を楽しみにしてくださっているファンの皆さんには大変心苦しいのですが、しばらく時間をいただきたいと思います。 写真=会議であいさつをする町長 ---------- 新型コロナウイルスワクチン接種に向け準備を進めています 新型コロナウイルスワクチンは、2月17日から医療従事者等への先行接種が始まりました。これから、高齢者、基礎疾患を有する人へと、接種順位に従って接種を進めていきます。 町では、国からワクチンが供給された際には、速やかに接種が受けられるよう、関係機関と連携して準備を進めています。ワクチン接種の情報については、随時ホームページや広報でお知らせします。 接種の対象者 16歳以上の人 接種順位 1.医療従事者等 2.高齢者(昭和32年4月1日以前に生まれた人) 3.基礎疾患を有する人 4.それ以外の人 高齢者への接種の開始は、4月中旬以降になる見込みです。 接種費用 無料 接種回数と間隔 2回接種が必要で、ファイザー社のワクチンでは、1回目の接種から3週間後に2回目の接種を受けます。 接種を受ける際の同意 接種を受けることは強制ではありません。感染予防効果と副反応のリスクの双方について理解したうえで、自らの意思で接種してください。 接種の流れ  1.個人宛に郵便で「接種券」が届く(封筒には、接種券(クーポン券)、予診票2枚、予防接種説明書、接種のお知らせを同封しています。) 2.接種を希望する人は、接種場所等を予約する(予約方法や予約開始日は、詳細が決まり次第お知らせします。) 3.予約した日時・場所でワクチンを接種する 接種が受けられる場所は、原則、住民票のある市町(住所地)です。保健センターやエルデホールでの集団接種を予定していますが、郡医師会の協力を得ながら、医療機関での個別接種も検討しています。 また、入院中や入所中の人、居住地が住所地と異なる人は住所地以外でも接種できます。具体的な手続きは、今後お知らせします。 コールセンター及び相談窓口 接種の受け方、予約については、保健センター 電話22−0560(内線360から363) ※専用ダイヤルが決まり次第お知らせします。 ワクチンの有効性や安全性については、厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター 電話0120−761770(毎日午前9時から午後9時まで)