広報ふくさき 令和3年(2021年)5月号 17ページ ---------- スポーツ ---------- スポーツ少年団からのお知らせ ●3月13日・20日、旧瀬加中学校・神崎体育センターで「2021神崎郡小学生バレーボールクラブ選手大会」が開催されました。 日頃の練習成果を発揮し、優秀な成績を収めました。 結果は次のとおり 【ルーキーズカップ】 第3位、田原SCスポーツ少年団 【グラデーションカップ】 優勝、田原SCスポーツ少年団 準優勝、FVBふくさき ●3月21日、スポニックパーク一宮にて「はりまふれあいカップ」が開催され、『田原 SCスポーツ少年団』が優勝しました。 ---------- 短歌会。 寒空の川面に映る白鳥の飛び立つばかり首の上げ下げ。やまもとあきら。 傘寿きて穏やかなりし余生をと望みおりしが役つきまとう。やすだただし。 酷暑耐え季違えしかセッコクの白き花咲く梅の幹辺に。おのえさだのぶ。 「うた作るは心のあかり」と大野さん五十年前の歌集に宣う。ひさのえい。 もの美味しく眠りは深く幸せと言ひつつ覚ゆ静かなるもの。おおのやえこ。 葉の多き中に咲きいる一本の水仙の花白際立てる。まつおかすみこ。 巣立ちゆく孫に手渡す母子手帳在りし日のその母の字並ぶ。おかだえみこ。 「目白押し」死語になるかも去年今年庭に遊ぶは番の一組。なかむらせいごう。 菜の花に埋もるるばかりの母と子をスマホに納む若き男のあり。こやまみつる。 大盛りに二杯食いたり帰省せる女孫のつくる鮭のムニエル。うちやまつぐたか。 人間が地球で悪さしてますかお気にさわれば許され ---------- 俳句会。 表札の 残る空家に 燕来る。いしかわてるみ。 土筆摘み 終えて話しの はずみおり。しばたきみこ。 春の昼 杖つき喫茶へ 老夫婦。せんげえいこ。 水ゆたか 石も耀う 春の川。はしもとえい。 稚児行列 春泥よけて 通りけり。さとうじゅんこ。 宮の森 枝移り鳴く 春の鳥。ふじおかてるよ。 餌を撒きて 春鳥誘う 祖父と孫。しろたにあきみ。 水温む 孫の制服 手洗いす。いしかわこうじょ。 春野に出で 児と鬼ごっこ 若夫婦。きしがみかつみ。 苗札の 小さき文字に 眼鏡かけ。おにもとおさむ。 みちくさ児 学童帽に つくしんぼ。おおのそうふう。 米寿過ぎ 妻の介護よ 暮遅し。ひろせじゅんすい。 春の野を 描き絵手紙 友へ出す。まつおかかつみ。