広報ふくさき 令和4年(2022年)1月号 20ページ ---------- 介護保険運営協議会委員を募集します 福崎町では、医療関係者、保健・福祉関係者、被保険者代表者、町議会代表者及び行政機関職員を委員とする介護保険運営協議会を設置し、介護保険事業の運営や事業計画などを協議しています。  このたび、委員の任期満了により、新たに被保険者代表委員を公募します。 募集人数 2人 応募資格 以下に該当する人 ○町内在住の介護保険被保険者で年齢40歳以上70歳未満の人  (令和4年4月1日現在)※ただし、再任の場合は74歳未満。 ○平日の午後に開催する会議に出席できる人(年間2〜3回程度開催予定) ○介護保険事業関係者以外の人 任期 令和4年4月1日から令和7年3月31日の3年間 応募方法 所定の「応募用紙」に氏名、生年月日、住所、電話番号、職業、応募動機、主な経歴を記入し、健康福祉課へ提出してください。 「応募用紙」は役場健康福祉課にあります。福崎町公式ホームページにも掲載しています。 応募締切 2月18日(金曜日) その他 応募者多数の場合は抽選となります。 申し込み・問い合わせ先  健康福祉課 介護保険係 内線354、364 メールfukushi@town.fukusaki.lg.jp ---------- 短歌会 畦道に彼岸の西日あびいつつ曼殊沙華燃ゆ天にむかいて。おのえさだのぶ。 マスクして足型表示にならび立ちレジの清算黙して待ちし。やすだただし。 八十路すぎあと幾年など思うまい門の黒豆よく爆ぜりおり。おかだえみこ。 市川は中州の柳揺らせつつ水よどみなく流しておりぬ。こやまみつる。 今もなお古里の言葉あたたかい「まえねえうらねえこんねえ」呟いてみる。ひさのえい。 待ってましたとばかり酢漿草たね飛ばす草引くわが手の触れたる刹那。おおのやえこ。 老人の運動に疲れおぼえきて椅子に腰かけ歌口遊む。まつおかすみこ。 つわの花拡がりて飛石に渡来の誇りか黄金色増し。やまもとあきら 神無月に緊急宣言解除さる神々様はほっとされ賜うや。なかむらせいごう。 陽の沈む位置ずらしつつ日は過ぎぬ 明日より里は霜月に入る。うちやまつぐたか。 ---------- 俳句会 眠りたる 児は背に重し 七五三。いしかわてるみ。 親しんだ 商店閉じる 冬初め。せんげえいこ。 園めぐる 誰もが親し 石蕗の花。しばたきみこ。 かんとだき おろし生姜の 薫る店。はしもとえい。 立冬や 野辺の地蔵に 手編み帽。さとうじゅんこ。 コンビニで おでん数品 買う婦人。しろたにあきみ。 食パン焼く ほのかな匂い 今朝の冬。ふじおかてるよ。 日曜朝 文芸欄読む 小春の日。いしかわこうじょ。 鳥居うえ 鳴き過ぐ鴉 神の留守。きしがみかつみ。 枯草焼き 白煙残る 寒暮かな。おにもとおさむ。 立冬や 一刀両断 薪を割る。おおのそうふう。 認知症の 父勝つ将棋 小春の日。ひろせじゅんすい。 冬の蝶 そっと逃せる 老いし妻。まつおかかつみ。