広報ふくさき 令和4年(2022年)6月号 4ページ ---------- 町長コラム 『大雨に備えを』 福崎町長 おさき よしはる 新緑が目にまぶしい季節が過ぎ、これから梅雨が始まります。私たちの子どもの頃は梅雨といいますと、しとしとと長雨が続くイメージがありましたが、近年は気候変動の影響か大雨が頻繁に起こるようになっています。米作りには絶対に欠かすことができな いのが梅雨の雨なのに、このようなことをいうとしかられるかもしれませんが、私はこれからの季節はあまり好きではありません。  皆さん、公共下水道整備というと汚水処理のことだけだと思っておられませんか。福崎町では汚水処理は100%完了しています。今、力を入れているのが公共下水道事業で行う雨水排水処理です。  現在、町内二か所で実施しています。一か所は、福田大歳神社の前から七種川合流地点まで、もう一か所は、西光寺仁王門のところから市川の合流地点までです。この二か所は少し大きな雨が降ると、冠水したり、道路を通行止めにしたりと、消防団などの皆さんに大変お世話になっているところです。  このように、ハード面では災害に対する備えを計画的に進めていますが、それでも災害はやってくるという心構えが必要だと思います。  災害が発生しそうになると、町から避難情報を出しますので、避難指示が出たらどうするのかをそれぞれの家庭の中で話し合っておいてほしいと思います。 写真=雨にぬれる沙羅の花(應聖寺庭園) ---------- もっと知ってほしい もち麦のこと 5月のもち麦畑は、日を追うごとに緑色から黄金色に変化します。適期に収穫できるよう、生産者がもち麦畑を巡回し、収穫日を予想します。 麦の収穫期は短く、適期を外れると品質が下がってしまうため、収穫適期の予想と天気予報を参考に計画的に作業を行う必要があります。  今年も、5月下旬から収穫適期を迎えたほ場から順番に収穫を行っています。 (農林振興課) 写真=黄金色に色づいたもち麦の穂 ---------- 食育通信 〜学校給食での町内産野菜〜  福崎町の学校給食では町内で生産された野菜を積極的に利用しています。  年間を通して町内の生産者が作った野菜を使うようにしており、令和3年度は16種類の地元産野菜を使っています。給食を通して食への関心をより一層高めていきたいと思います。 玉ねぎ、じゃがいも、かぼちゃ、にんじん、なす、トマト、さつまいも、だいこん、白菜、キャベツ、冬瓜、オクラ、ブロッコリー、青ねぎ、大豆、小松菜  たくさん収穫されるじゃがいも、玉ねぎは保存ができるコロッケにして、いつもで食べられるようにしています。 (農林振興課) 写真=町内産のキャベツを使用したサラダ 写真=町内産の大豆を使用したチキンビーンズ  ---------- 三木家で風鈴づくり 参加者募集 大庄屋三木家でペットボトル風鈴を一緒につくりませんか。ペットボトルに絵を描いたり、飾ったり、だれでも簡単にできます。完成作品は、「手づくり風鈴展」で展示します。家族そろってご参加ください。 ○持ってくるものはありません。 日時 7月9日(土曜日)午前9時30分から午後2時    (自由参加、作成時間は15分程度) ---------- 涼しさ感じる「手づくり風鈴展」  夏のひとときを三木家住宅で過ごしませんか。かわいらしい手づくり風鈴が、みなさんをお待ちしています。 会期 7月9日(土曜日)から8月28日(日曜日)     ※土曜日・日曜日・祝日のみ開館 時間 午前9時」から午後4時30分(入館は午後4時まで) 会場 三木家住宅(福崎町西田原1106) 問い合わせ先 社会教育課(内線256) 写真=風にそよぐ色とりどりの風鈴