広報ふくさき 令和4年(2022年)7月号 20ページ ---------- 農業委員会だより 農地パトロールを実施します 福崎町農業委員会では、遊休農地や違反転用の実態把握と発生防止・解消のため、8月に町内全域について農地パトロールを行います。  調査にあたり、農地へ立ち入る場合がありますので、ご了承ください。 また、現地調査の結果に基づき、遊休農地となっている土地や違反転用となっている土地の所有者等の方に対し、農地として適切な利用を図っていただけるようご連絡をさせていただきます。農地保全のため、皆様のご理解、ご協力をお願いします。 農地は一度耕作をやめて数年経てば、原形を失うほどに荒れてしまい、耕作できる状態に戻すのに、大変な手間と労力がかかります。 作付をしない場合でも草刈りや耕起などを行い、いつでも耕作を再開できるよう農地の適正な管理をお願いします 問い合わせ先 農業委員会事務局(農林振興課内、内線314・315) ---------- 地域の皆さんで話し合って「農地バンク」を活用しよう! 農地バンク(農地中間管理機構)とは、農地を貸したい人から農地を借り受け、必要に応じて条件整備などを行い、農地を必要とする人にまとまりのある形で転貸する農地バンク事業(農地中間管理事業)を実施する機関として、都道府県知事が指定する公的な機関です。 @地域集積協力金  実質化した人・農地プランが策定された地域において、地域内の農地の一定割合以上を農地バンクに6年以上貸し付け、又は当該貸付と一体的に行われる農地バンクを通じた農作業委託により、農地の集積・集約化を図る場合に、協力金がその地域に交付されます。 一般地域で農地バンクの活用率20%超40%以下の場合及び中山間地域で農地バンクの活用率4%超15%以下の場合は、交付単価が10アールあたり1万円(農作業委託の場合は、10アールあたり5千円)。 一般地域で農地バンクの活用率40%超70%以下の場合及び中山間地域で農地バンクの活用率15%超30%以下の場合は、交付単価が10アールあたり1.6万円(農作業委託の場合は、10アールあたり8千円)。 一般地域で農地バンクの活用率70%超の場合及び中山間地域で農地バンクの活用率30%超50%以下の場合は、交付単価が10アールあたり2.2万円(農作業委託の場合は、10アールあたり1.1万円)。 一般地域で農地バンクの活用率80%超の場合及び中山間地域で農地バンクの活用率50%超80%以下の場合は、交付単価が10アールあたり2.8万円(農作業委託の場合は、10アールあたり1.4万円)。 中山間地域で農地バンクの活用率80%超の場合は、交付単価が10アールあたり3.4万円(農作業委託の場合は、10アールあたり1.7万円)。 ※当年度の貸付面積の1割以上が新たに担い手に集積されることが要件です。 ※前回交付を受けた交付単価区分より上の区分で取組む場合に対象となります。 ※農地バンクへの貸付と一体的に行われた農作業委託(基幹3作業、委託期間10年間以上)のみ対象となります。 A経営転換協力金  地域集積協力金と一体的に取り組み、全ての自作地を農地バンクに10年以上貸付する場合に協力金が交付されます。 交付単価は、10アールあたり1万円。上限額は、1戸あたり25万円。 ※令和5年度までで廃止される予定です。 問い合わせ先 農林振興課(内線315)