広報ふくさき 令和4年(2022年)8月号 11ページ ---------- トライやる・ウィーク総決算 出会い・感動・発見 地域に学ぶ2022トライやる・ウィーク  福崎西中学校・福崎東中学校両校の2年生の生徒たちが、6月6日(月曜日)から5日間の『トライやる・ウィーク』において職場体験活動を実施させていただきました。  コロナ禍が完全に収束したとは言えないこの状況の中、今年度は実施できるかどうか大変心配しましたが、福崎町内各事業所の皆様のご理解とご協力のもと、計画通り6月に実施することができました。各事業所の指導ボランティアの皆様には、本来の業務に加え生徒たちをご指導いただき大変ご負担をおかけしたことと思いますが、大きな成果をあげることができたと確信しております。  また、地域の皆様におかれましては、各事業所に向かう生徒たちに励ましのお言葉をかけていただくなど、その活動を温かく見守っていただきました。地域の教育力を感じる5日間となりました。事業所の皆様、校区推進委員の皆様をはじめとする関係者の皆様、そして地域の皆様、本当にありがとうございました。  兵庫県下すべての中学2年生が体験するこの『トライやる・ウィーク』の活動を通して、私たち教職員は、これまでにも職業に対する意識が大きく変容した生徒、この『トライやる・ウィーク』をきっかけとして自分が目指す職業を決めた生徒、さらにはその職業に就いた生徒を見てきました。  今年の生徒たちも、この『トライやる・ウィーク』を通して、社会のルールやマナー、そして『働くことの意義』や『仕事の厳しさ』等を学ばせていただいただけでなく、この5日間の経験が、きっと自分自身の今後の生き方について考える大きなきっかけとなるはずです。また、自分たちのために毎日働いてくれている家族への感謝の気持ちを再認識する機会にもなったのではないかと思います。  それほどこの5日間の活動の意義は大きく、生徒たちにとっては学校では経験することのできない大切な学びとなったはずです。  最後になりますが、このトライやる・ウィークの実施に関わってくださったすべての皆様に改めて感謝申し上げますとともに、今後とも、この事業にご支援、ご協力いただきますようお願い申し上げます。 写真=トライやる・ウィークのようす