広報ふくさき 令和4年(2022年)8月号 17ページ ---------- 農業委員会だより 福崎町農業委員会視察研修会を実施しました   6月26日・27日に農業委員会の先進事例の取組として、かみごおり町おく地区でいきいき農地バンク制度について研修を受けました。  奥地区は、県内で初めていきいき農地バンク制度を行った地区です。集落の高齢化や農業の担い手が不足する中で、地域の課題やその解決について集落で話し合い、農地の草刈や水の管理などの農地を守る活動を地区と担い手で役割を分担して行っています。  制度の説明を受け、質疑応答を行いました。また、活発な意見交換も行われました。  これからも農業委員会は、このような視察研修会を通じて、農業委員会の資質向上を図るとともに、今後の農業委員会活動の発展に努めていきます。 問い合わせ先 福崎町農業委員会(農林振興課内・内線314・315) 写真=研修会のようす ---------- 「ため池管理者講習会」を開催しました  7月6日に、東大貫区公民館でため池管理者講習会を開催しました。  講師は、兵庫県土地改良事業団体連合会で、町内のため池管理者が参加しました。  ため池の適正な保全管理の方法について講義を受けたあと、現地研修で日常管理の方法や点検のポイントを学びました。  ため池は農業用水の供給だけでなく、洪水抑制や生物の多様性確保など、さまざまな役割を持っています。 今後も適切な管理をお願いします。 (農林振興課) 写真=ため池管理者講習会のようす ---------- 食育通信 〜田原幼児園の取り組み〜  田原幼児園では、今年も5歳児が一人一鉢の夏野菜を育てています。4歳児の頃から夏野菜の栽培を楽しみにしていた子もいたほどで、5月に自分で選んだ夏野菜の苗を植え、どの子も毎日熱心に水やりをしていました。6月の初めにはキュウリがなり始め、その後もピーマン、オクラなど、収穫できる野菜が増えていきました。中には、大切に育てていたのに枯れてしまった子もいましたが、新たに苗を植え、最近咲き始めた花を毎日見守っています。  保護者が迎えに来られると、毎日のように一緒に園庭まで回り、野菜の植木鉢を見てもらっている子もいました。ご家族で野菜の生長を見守る姿が見られ、温かい気持ちになりました。  収穫した夏野菜は、今は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため園でのクッキングを控えているので、すべて家に持ち帰っています。晩ごはんに家族みんなで食べたり、自分で調理してふるまったりしているようです。苦手な夏野菜の栽培に挑戦した子は、見事食べられた子もいれば、やっぱりちょっと苦手だった子も。  夏野菜の栽培を通して経験したすべてのことが、将来何かしらの力になってくれるのでは?と楽しみにしています。 写真=夏野菜の植木鉢に水やりをする子どもたち