広報ふくさき 令和4年(2022年)11月号 6ページ ---------- ヒューマンライツ イン 福崎町 ---------- 手話体けんをしたよ 高岡小学校2年 やまもと きっぺい  一学きに手話体けんがありました。ぼくたち二年生は、一年生の時もやったので、二回目の手話体けんでした。一年生の時は、「りんご」や「さる」の手話がおもしろくてよくおぼえていました。  はじめに、手話であいさつのれんしゅうをしました。耳がふじゆうなあだちさんに、「こんにちは」「おはよう」「ありがとう」の手話を教えてもらいました。きょ年もやったのでおぼえているものもあったけど、わすれているものもありました。あだちさんは、たくさんの手話をおぼえていてすごいなと思いました。  つぎに、あだちさんにジェスチャーでいろんなものをつたえました。でも、あだちさんにはなかなかつたわりませんでした。ぼくたちは、いつもことばでしゃべってつたえるからすぐに分かるけど、耳がふじゆうな人にジェスチャーだけでつたえるのは、むずかしくてびっくりしました。そのあと、どうぶつの名前の手話を教えてもらいました。「かめ」の手話がおもしろかったです。  さいごに、「あだちさんにしつもんはありませんか。」 と聞かれました。ぼくは、すぐに、 「朝は、どうやっておきているんですか。」 としつもんしました。なぜこのしつもんをしたかというと、ぼくたちは目ざまし時計の音が聞こえるけど、耳のふじゆうなあだちさんは、どうやっておきるのか気になったからです。あだちさんは、手話で「耳が聞こえないからしぜんとおきれます。」と教えてくれました。ぼくは、耳がふじゆうな人もすごいんだなと思いました。ぼくならたぶんできないと思います。  ぼくは、手話体けんでべんきょうしたことを家ぞくみんなにも教えてあげたいと思いました。そして、大人になっても手話をずっとおぼえておきたいです。手話体けんをもう一どやりたいです。 ---------- にてない人と仲良くできるの? 田原小学校4年 せんげ ありさ  わたしは、自分とにてない人とは仲良くできないと思っていました。なぜなら、しゅみや好きな遊び、得意なこと、苦手なこと、好きな食べ物、きらいな食べ物がちがうと合わないからです。  三年生の時にクラスがえでようち園もちがうし、話したこともない子と同じクラスになりました。わたしは、三年生が終わって、四年生になっても話さないままだろうなと思っていました。  係を決める時間になりました。わたしは、イラスト、ぬりえ係がいいなと思いました。そして、その子も同じ係になりました。だからその子も絵をかくのが好きなんだなと思いました。でも、係のポスターを作る時も話せないままでした。  ある日のことです。そうじをしているときにその子が、 「水がよごれたから入れかえてこようか。」 と聞いてきました。わたしは、 「うん。」 と言いました。このことがきっかけで、その子と話すようになりました。よくよく話してみると、わたしとにているところとそうじゃないところがあることがわかりました。それからその子とどんどん仲良くなって、毎日いっしょに遊ぶようになりました。そのとき、わたしは何もにていない子だと決めつけるのではなくて、その子のことを知ろうとすることが大切なんだと思いました。  最初は自分とにてない人とは仲良くできないと思っていたけど、にてない人とも仲良くなれることがわかりました。わたしはこれからにてない人でもその人のことを知ろうとして仲良くなりたいと思いました。 ---------- ポスター作品 八千種小学校1年 おかうえ れい 福崎小学校5年 にのみや はるか 福崎東中学校2年 あらせ ほのか 福崎西中学校2年 ごとう なつき ---------- 人権標語 あいさつは 地域の心を あっためる 田原小学校6年 おおやま ゆうと 友達と いっしょに笑おう 心から 福崎小学校4年 いまえ るしん 察知して 笑顔の裏の SOS 福崎東中学校1年 まえだ みお 優しさに あふれる手と手 つなぎ愛 福崎西中学校1年 おかざき けんいちろう