広報ふくさき 令和5年(2023年)1月号 2ページ ----------   新年のごあいさつ 福崎町長 おさき よしはる  新年あけましておめでとうございます。  皆様には令和5年の新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。  新型コロナウイルス感染症はいまだ収束には至っておりませんが、コロナとの共生をめざす中で、いろいろな行事が行われるようになってまいりました。  昨年を振り返りますと、1月に文珠荘がリニューアルオープンしました。夏には、3年ぶりに夏まつりを開催しました。規模は縮小しましたが、1000発の花火と、映像を校舎に映すプロジェクションマッピングで楽しんでいただきました。秋まつりはお天気に恵まれ、ほぼ平年どおりの形で実施することができました。ステージイベントから始まり、各種団体からたくさん出店いただいた会場は、大いに賑わいました。11月の自然歩道を歩こう大会は、あいにくの天気でしたが、紅葉を楽しんでいただけたと思います。今年もみなさんに楽しんでいただける、魅力あるまちづくりに取り組んで参ります。  さて、今日の大きな課題は少子・高齢、人口減少です。人口をすぐに増やすことは困難だとしても、福崎町に来ていただく、福崎町に関心を持ってもらう、そういう人々を増やしていく。これからはこういった取り組みが大切だと思っています。  昨年10月にうれしいニュースが飛び込んできました。大手賃貸不動産業者が行った調査で「街の幸福度自治体ランキング2022〈兵庫県版〉」において福崎町が一位に選ばれたというものです。町民の皆様が、幸福と感じる条件が揃っている町として評価していただいたと、大変嬉しく思っています。  私がめざしているのは、子どもたちがのびのびと育ち、若い世代がはつらつと働くことができ、高齢者が生き生きと暮らせる住みよい町です。  本年が皆様にとって素晴らしい1年になりますことを心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。 福崎町議会議長 しろたに ひでゆき 福崎町の皆様、明けましておめでとうございます。 日ごろから町政に対するあたたかいご理解と絶大なご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。 コロナ禍の終わりが見えない中、町政発展への基盤を固めてまいりましたが、ここに清々しい新年を迎え、本町の一段の躍進を期待して、身が引き締まる思いであります。  昨年は、サッカーワールドカップにおいて、日本代表選手が会場や国内のサポーターから大きな声援を受け、優勝経験国を破るなど、大活躍を見せました。国民の多くがテレビで観戦し、感動し、涙し、気持ちを明るく持てる出来事として、マスコミにも大きく取り上げられました。 福崎町の様々な取り組みにおいても、令和5年がこのように明るく、夢と希望に満ちた年となるよう願っております。 本町議会におきましては、災害・防災対策の充実や道路交通網の拡充、農業振興策などについて、国・県等に対し要望活動を積極的に実施し、実現に向けて一歩でも近づけるよう努力をしているところです。 また、福崎町におきましても、人口減少の傾向が現れてきており、今後を考えていく上で大きな岐路に立たされていますが、これを打開するためには、若者から高齢者まで、世代を問わず満足感を持っていただける、活力あふれた地域社会を実現することが何よりも大切であります。 私ども議決機関といたしましては、より豊かな住みよいまちづくりをめざして、今後さらに創意工夫を重ね、町民の皆さまの思いを把握し、ご期待に応えることができるよう、決意を新たにしているところです。 常に、福崎町議会議員としての自覚と誇りを胸に、一層努力してまいりますので、本年も変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。 結びに、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈りいたしまして、新年のごあいさつといたします。