広報ふくさき 令和5年(2023年)1月号 7ページ ---------- 生活科学センターだより 新しい還付詐欺の手口にご注意ください!! 還付金詐欺はこれまで、ATMで振り込ませる手口が主でしたが、最近は個人情報を聞き出し、本人に成りすまして、預金口座から他の口座に送金するという新しい還付金詐欺の相談が全国から寄せられています。  トラブルに遭わないよう、十分な注意が必要です。 【事例】  役場職員を名乗る男性から「健康保険料の払い戻しが約3万円ある。書類を郵送したが届いていないか。手続きには期限があり今日までだ。」と電話があった。そのため、この電話で払い戻しができると言うので、払い戻し先の口座がある金融機関を伝えた。その後、先ほど伝えた金融機関を名乗った電話があり、口座番号や暗証番号を聞かれた。  教えたくなかったが「キャッシュカードや通帳がそちらにあるので大丈夫」と言われ伝えてしまった。不安になり、その金融機関に確認すると、勝手に預金口座から他の口座に送金されていた。 【アドバイス】 ●役所などの公的機関をかたり「保険料の還付があるので返金する」などと電話を掛け、言葉巧みに銀行口座の番号や暗証番号などを聞き出し、本人に成りすまし、預金を他の口座に不正に送金する手口です。個人情報を伝えてしまうと、相手は本人に成りすますことができることを知っておきましょう。 ●公的機関や金融機関の職員などが、口座番号や暗証番号などを聞き出すことはありません。期限があるなどといって考える時間を与えないのも手口の一つです。絶対に教えず、すぐに電話を切り、相手の言う電話番号を信用せず、ご自身で調べて関係機関の担当部署へ問い合わせましょう。 ●成りすましの相手は声を残すことを嫌がります。「留守番電話設定」や「録音機能付き電話」は有効です。 ●お金が返ってくるという電話は詐欺の可能性があります。  すぐに最寄りの警察や神崎郡消費生活中核センターへ相談しましょう。 消費生活の相談や問い合わせ、苦情は、神崎郡消費生活中核センターへ  電話22-4977 秘密厳守 相談は無料です 相談日時 火、金曜日 午前9時から午後4時まで。月曜日は休館日です。 ---------- 家畜を飼育している人は報告が必要です 対象となる家畜を1頭(羽)以上飼育している人は、家畜伝染病予防法により、毎年2月1日時点の飼育状況を飼育場所の所在地を管轄する家畜保健衛生所に報告する必要があります。 対象 牛、水牛、鹿、めん羊、山羊、馬、豚、いのしし、鶏、うずら、あひる(アイガモを含む)、きじ、だちょう、ほろほろ鳥、七面鳥 報告期限 4月15日 ※鶏等家きんは6月15日 報告方法 所定の報告用紙を姫路家畜保健衛生所へ郵送、ファックスまたはメールで提出してください。  報告用紙は兵庫県家畜保健衛生所ホームページのトップページ下部にある【定期報告書の様式(令和5年2月報告用)】からダウンロードしてください。 提出・問い合わせ先 姫路家畜保健衛生所 電話079・240・7085 ファックス079・232・2685 郵便番号679・2166 姫路市香寺町中村595の15 メールアドレス himejikhe@pref.hyogo.lg.jp ホームページ https://kaho-hyogo.sakura.ne.jp/kaho/