広報ふくさき 令和5年(2023年)2月号 21ページ ---------- 保健センターだより 418号 2ページ目 ---------- 保健センター2月定例行事予定 一般健康相談 13日(月曜日)午前9時30分から11時まで 対象 一般希望者 母子健康手帳交付 月曜日から土曜日 午前8時30分から午後5時15分まで 対象 妊婦 すくすく相談 13日(月曜日)午前10時30分から午前11時30分まで 対象 乳児希望者 すくすく相談 13日(月曜日)午後1時30分から午後3時まで 対象 幼児希望者 3か月児健診 22日(水曜日)午後1時15分から45分まで 対象 令和4年11月生まれの乳児 4か月児健診 21日(火曜日)午後1時15分から45分まで 対象 令和4年10月生まれの乳児 7か月児のまんまクラブ 8日(水曜日)午前9時45分から10時まで 対象 令和4年7月生まれの乳児 10か月児のあばばクラブ 22日(水曜日)午前9時45分から10時まで 対象 令和4年4月生まれの乳児 1歳お誕生相談 13日(月曜日)午前9時30分から10時まで 対象 令和4年2月生まれの乳児 3歳児健診 15日(水曜日)午後1時15分から45分まで 対象 令和元年10月、11月生まれの幼児 ---------- 予防接種 *二種混合・四種混合・日本脳炎・ポリオ・ヒブ・小児用肺炎球菌・水痘(水ぼうそう)・B型肝炎予防接種は、接種間隔に気をつけましょう。 *麻しん風しん混合(MR)予防接種は、接種期間が1年間です。忘れず早めに接種しましょう。  1期(1歳から2歳の間)2期(就学前1年の幼児) *予防接種は、事前に医療機関へ電話予約してから受けましょう。 ---------- 令和5年度 健康意向調査 兼 町ぐるみ健診申込書が届きます 【なぜ?年に1回の健診が必要?】 @動脈硬化の原因である高血圧や高血糖、脂質異常は自覚症状がないまま進行し、心臓病や脳卒中の原因になります。心臓病や脳卒中を発症すると、命にかかわります。命をとりとめても重い後遺症が残り、医療費も高額になります。早期発見・早期治療で将来の医療費を減らすことができます。 A毎年健診を受けていると、1年前と比較して体の変化をチェックすることができます。気になるところがあれば、保健師や栄養士に相談することができます。 【健診意向調査って?】  健診を職場や病院で受けるなどご意向を記入し返信してください。また、町ぐるみ健診を受けたい方は、申し込みたい項目に○を記入ください。 ★申込書は3月上旬に届きます。 ★申込書の提出期限は、3月24日(金曜日)です。 健診は不要不急ではありません! 年に1回健診を受けましょう。 ---------- 第53回 町のせんせい『健康ひとことコラム』 「コロナ感染主役は『唾液』?!」よしだ歯科 院長 よしだ まきこ 先生  新型コロナウイルスと戦い始めて、早3年が経とうとしています。  皆さんもご存じのとおり、このウイルス感染の源は言うまでもなく「唾液」です。  唾液には、口を潤し粘膜を守ったり、汚れを洗い流したり、pHを一定に保ち、細菌の活動を抑えたり、食べ物を消化したりと、たくさんの働きがあります。そして、この唾液の中に、新型コロナウイルスの侵入を防ぐ仕組みがあることも最近報告されているようです。  この唾液の持つ自然免疫力に大いに期待したいところですが、残念ながら、お口の機能が低下してくると、唾液の分泌も衰えてきます。私?と思った方、どんどんお口を刺激してあげましょう!具体的には・・・   ◆虫歯や歯周病を改善し、義歯等を入れて、しっかり咬んだり話せるようにする   ◆お口の周りや舌の運動をし、筋肉を鍛える   ◆唾液腺のマッサージをする などです。しかし、ウイルスが不幸にして口の中に入ってしまうと、唾液腺のウイルス受容体に結合、感染し増殖していきます。ただ、この受容体は唾液が出てくる導管の表面だけに存在し、口の表面に近いため、うがいで洗い流すことができれば、口の中のウイルスが減り、他人への感染や重症化リスクを減らすことができます。  うがい薬がなければお茶でも水でも構いません。機会ある毎にうがいをしましょう!  また、歯周病で歯茎が腫れていると、歯周ポケットに血管が集まり、そこから感染しやすくなります。  日々の歯磨きはもちろん、歯科医院で定期的な口腔ケアを行い、お口の中を清潔に保つことが、私たちにできる重要なコロナ対策のひとつなのです。 写真=よしだ歯科医院