広報ふくさき 令和5年(2023年)4月号 8ページ ---------- ヒューマンライツ イン 福崎町 ---------- 友だちについて 田原小学校5年(当時) ひろおか りん  わたしは、算数が苦手です。特に苦手なものは、文章問題です。理由は、頭の中で想像したり図などを書くことが苦手だからです。五年生になってからは、「計算のきまり」というじゅ業につまづいてしまいました。計算が多くて苦手だからです。  ある日の算数の時間、わたしは計算のきまりでなやんだりこまったりしていました。すると、はるきさんが、「だいじょうぶ?」と声をかけてくれました。わたしは、「教えてほしい。」と言いました。すると、はるきさんは「オッケー。」と言ってくれました。わたしは、人に声をかけることが苦手です。算数でこまっているときも、「教えて。」と言うことができずに時間が過ぎて分からないまま終わってしまうことがありました。だから勇気を出して言おうと思いました。勇気を出して「教えて。」と言うことができたけど、そのことよりも、はるきさんが先に声をかけてくれてうれしかったです。  考えてみると、四年生の時は全く手を挙げなかったけど五年生になってから手を挙げることが多くなりました。自主学習も四年生の時よりも五年生の方がたくさんしています。だから、計算ミスが少なくなったり時間までに終えることができるようになったりしました。それに、テストの点数もよくなったし、直しも少なくなりました。わたしがこんなふうに変わることができたきっかけは、友だちに助けてもらったおかげだと思います。友だちは、わたしにとって大切な存在です。いっしょに遊んだり、助け合ったりする時間は、幸せな時間です。  算数のときに助けてもらったように、今度はわたしもこまっている友だちを助けたいです。そして、友だちと助け合える人になりたいです。 --------- 家ぞくでたべるカレー 福崎小学校2年(当時) きたいけ みゆ  この前、おかあさんがいっしょうけんめいごはんを作っていました。ごはんはカレーでした。おかあさんのカレーはおいしいです。まい日たべたいくらいおいしいです。だから、 「まい日作って。」 と言ったけれど、 「またね。」 と言われてしまいました。でも、 「また作ってね。」 と言うと、にこにこがおで、 「いいよ。また作ってあげる。」 と言ってくれました。そして、わたしは、 「ありがとう。」 と言いました。すると、またにこにこがおでわらっていました。そしてわたしが「にぃ」とわらうと、おかあさんも「にぃ」とわらってくれました。それを見たわたしはうれしくなりました。だからまた「にぃ」としました。  そのあと、みんなでカレーをたべました。カレーには、にんじん、じゃがいも、たまねぎ、ピーマン、おにくが入っていました。それと、わたしもおとうとも、おとうさんもおじいちゃんもおばあちゃんも、家ぞくみんながすきなウインナーも入っていました。わたしも作るお手つだいをして、おにくやウインナーを入れました。  でき上がって、家ぞくみんなで「おいしいな。」と言いながらたべました。みんなにこにこがおです。わたしはおかわりをしました。二はい目は、大人ようのから口になっていました。からいのもおいしかったです。  やっぱり、みんなでたべるカレーはおいしいな。 ---------- ポスター作品 田原小学校1年(当時)こまい はな 福崎小学校1年(当時)たにぐち まりい 福崎東中学校2年(当時)うしお なつめ 福崎西中学校2年(当時)まつもと ゆいか ---------- 人権標語 遊ぼうよ それが言えたら さそいの名人 八千種小学校4年(当時)なんば こうせい あなたの笑顔 わたしの笑顔 みんな集まり花束に 高岡小学校6年(当時)もりもと ゆずは 私じゃない? 見て見ぬふりも 同じこと 福崎東中学校3年(当時)わだ みうな 軽い事 あの子にとっては 重い事 福崎西中学校2年(当時)とうご すず