広報ふくさき 令和5年(2023年)10月号 7ページ ---------- 秋季企画展 「まつおかみさお・たけ展 松岡五兄弟を育てた夫婦」開催中 会期 12月10日(日曜日)まで  柳田國男の父・操は福崎で生まれ、幼い頃より傑出した学才で知られ、その名声は伯州(現在の鳥取県)まで届くほどでした。  國男の母・たけは現・加西市北条町の尾芝家の出身で、読み書きはできませんでしたが、その抜群の記憶力と、優れた問題解決能力は、5人の息子それぞれに優れた資質として受け継がれました。  本展では、柳田國男をはじめ、5人の俊英を育て上げた一組の夫婦に焦点を当て、知られざる活躍に迫ります。 会場 福崎町立柳田國男・松岡家記念館2階展示室 開館時間 午前9時から午後4時30分 休館日 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土日は開館) 問い合わせ先 福崎町立柳田國男・松岡家記念館 電話22−1000 写真=秋季企画展ポスター ---------- 神崎郡歴史民俗資料館 特別展 「神崎タイムスにみる福崎―広告編―」 会期 10月28日(土曜日)から12月10日(日曜日)  「神崎タイムス」は、昭和24年〜昭和43年にかけて発行された神崎郡唯一の郷土新聞です。  広告は「時代を映す鏡」と称され、当時の流行・習慣・文化などさまざまな情報がつまっています。さらに、神崎タイムスの広告は全国紙と異なり、地域の商店の店名・品名・値段まで詳細な情報を追うことができます。本展では、分析のなかでみえてきた神崎タイムスの広告の特徴のほか、郷土紙ならではの昭和の福崎の情報を読み解いていきます。 開館時間 午前9時から午後4時30分 休館日 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土日は開館) 問い合わせ先 神崎郡歴史民俗資料館 電話22−5699 写真=神崎タイムス社旗 ---------- 歴史民俗資料館 連続講座Aのご案内 受講料無料・申込不要  「柳田國男『故郷七十年』を読もう」と題し、大江先生による全3回シリーズをお送りします。  『故郷七十年』には、生まれ育った 川での思い出や福崎の民俗行事などが多く記されています。講座では、『故郷七十年』がどのような成り立ちでできたかをテーマに、シリーズの第1回目としてお話しいただきます。ぜひご参加ください。  演題 『故郷七十年』はどのようなテキストか?ー『故郷七十年』の成立過程ー  日時 11月4日(土曜日)午後1時30分から午後3時  講師 おおえ あつしさん(園田学園女子大学学長)  場所 神崎郡歴史民俗資料館 2階  共催 園田学園女子大学  問い合わせ 歴史民俗資料館 電話22−5699(休館日 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日) 「柳田國男『故郷七十年』を読もう」の次回案内 第2回 12月9日(土曜日) 明治時代の福崎の民俗 ー「私の家」「辻川の話」ほかー 第3回 1月20日(土曜日) 柳田國男の民俗学 ー「私の学問」ほかー