この夏に開催されたロンドンパラリンピックにシッティングバレー日本代表『煌めきジャパン』主将として臨まれた西家先生をお招きして、ホットなお話しをお聞きしました。平成15年、大好きなバレーボール試合中に左足膝を負傷、手術を受けるも障がい者に、５年半の闘病生活の中での苦悩と挫折、夫の「代わってやれなくてごめん！」の言葉に、投薬を拒否し、その日からの壮絶な自分との闘い、それに打ち勝った強靱な精神力を感じることができ、感動を覚え、家族の支えの中で再び巡り会ったバレーボール、希望が、目標が見えた瞬間だったとのことでした。西家先生は帰国後はお世話になった方々への感謝を伝える忙しい毎日がやっと終わり、2016年リオのパラリンピックに向けて練習を再開し、シッティングバレーボールの輪が拡がることを願って活動を続けられています。先生の講演を通して、私たちが事を成し遂げるには目標（希望）を設定し、達成したいという強い気持ち（精神力）とそれを持続する力（努力）が必要であることを再認識しました。

心に響く合唱の数々を聴くことができました。年齢に関係な く皆さん大変息が合っておられ、和気あいあいと合唱されて いました。聴いている受講生の皆さんの顔も自然と笑顔が こぼれ、また体も自然とスイングしていました。ゴスペル風 の合唱は大変すばらしいものでした。 「いつだって、誰だって、やってやれないことはない!!」をモッ トーに追求されたパフォーマンスは世代問わず楽しめるコ ンサートでした。

もちのきセミナー・学校支援実行委員会共催で教育講演会 を開催し、楽しいコミュニティをつくるには何が必要であるか、 大阪府田尻町での実際の活動を通じてお話しいただきまし た。地域で子どもと子ども、子どもと大人、そして大人と大 人が豊かに交流し、人と人がつながり、顔と名前が一致す る人間関係を築く中で、地域で子どもたちの教育や育ちを 見守り、いろいろな地域団体が柔軟でしなやかな関係をひ ろげることが、楽しいコミュニティにつながるんだということを お話しされました。