９月１３日（火）　図書館講演会「小澤俊夫さんの昔ばなし講演会」

　９月１３日（火）に口承文学者の小澤俊夫先生をお招きし、講演会を開催しました。
　日本民俗学の父柳田國男さんの生誕地である福崎町で、民話の研究をされている小澤先生のお話をぜひ聴きたいという願いが叶い、来ていただくことができました。
　柳田國男さんに会われた際のお話から始まり、昔ばなしの文法について、を具体的に昔ばなしを例に挙げながら分かりやすく教えてくださいました。
　途中先生の例え話に大きな笑いが起こったり、先生のお話「にうんうん」と頷かれたり、と参加者の皆さんも講演会を楽しんでいただけたようです。
　私たちも、ここ福崎の言葉で昔ばなしを伝えていきたいと思います。

　図書館にも小澤先生の著書がたくさんありますので、ぜひお手に取ってみてください。

講師紹介：小澤俊夫先生 　１９３０年中国長春生まれ 口承文芸学者　東北薬科大学助教授を経て、日本女子大学教授、独マールブルク大学客員教授、筑波大学副学長、白百合女子大学教授を歴任。筑波大学名誉教授。国際口承文芸学会副会長及び日本口承文芸学会会長も務めた。 グリム童話の研究から出発し、マックス･リュティの口承文芸理論を日本に紹介。その後、日本の昔話の分析的研究を行い、昔話全般の研究を進めている。 １９９２年より全国各地で「昔ばなし大学」を開講。 １９９８年には独自の昔話研究と実践、若手研究者の育成を目的として、「小澤昔ばなし研究所」を設立した。 １９９９年には季刊誌『子どもと昔話』を刊行し、昔話の研究と語りの現場を結びつけることに努めている。 （小澤昔ばなし研究所H.P.より）

事前予約を受け付けたところ、早くから大勢の方にご予約いただきました。当日は満員！

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