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収集方針

[2020年9月29日]

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1.基本方針

福崎町立図書館は、図書館法に基づく公立図書館として、町民の自主的な学習、 調査・研究活動、趣味・楽しみ等生活に必要な資料および情報を提供することを目的とし、その目的を達成するために、資料収集の基本方針を次のように定める。
  1. 資料収集にあたっては、各分野にわたる必要な資料を広範囲に収集する。その際純学問的専門書、視聴覚資料あるいは点字資料などについては、近隣の各種図書館、 類縁機関などの目的、機能を充分考慮し、不必要な競合をさける。
  2. 資料の種類については、図書のほか、逐次刊行物、パンフレットなど活字資料を主体とし、必要な視聴覚資料等を加える。
  3. 資料の収集方法においては、各種の出版情報を充分活用し、購入のみならず寄贈寄託、編入、複製などの手段をもちいる。
  4. 資料の選択にあたっては、次の各項による。
      a.あらゆる思想、信条、学説、宗派に対して、自由かつ公平に行う。
      b.人権を侵害するおそれのある資料は、特に慎重に採否を決定する。
      c.著者、発行所、内容、書誌的価値、形態などを十分検討する。
      d.新しく展開しつつある主題は、時期を失することのないよう留意する。
      e.利用者の要求を正しく反映させる。リクエストされた資料はできるだけ提供できるようつとめる。
      f.寄贈資料(編入等を含む)は、購入資料と同じ基準で選定する。
      g.図書館、図書室等は、それぞれの目的、機能にしたがって、蔵書構成を体系的で、均衡のとれたものにする。
      h.学習参考書は、原則として収集しない。
  5. 蔵書の更新(補充)については、次の各項による。
      a.資料の内容の古くなったものは、より新しい内容のものに更新する。
      b.汚破損などによるものは原則として補充する。ただし、次のものは除く。
          i.内容が古くなり、または保存の必要が認められないとき。
          ii.他の所蔵資料によって代替できるとき。
          iii.複本のある場合で、利用度が特に高くないとき。

2.収集上の留意点

  1. 成人書:一般成人向きの図書を中心に収集するが、ヤング層の読書要求にも留意する。
    a.一般図書
      親しみやすい、一般的なものを中心に収集するが、高齢者、弱視者のために大活字本の収集に留意する。
       i.【文学作品、評論など(翻訳書も含む)】
          個々の単行本を中心に収集し、随筆、文芸評論、文学史、作家及び作品の研究などは、親しみやすい一般的なものを収集する。利用者の関心の高い新刊書はもれなく収集する。
       ii.【実用書】
          家庭生活、社会生活上利用の多い分野のものを積極的に収集するとともに、特に内容の新しい分野の資料の収集に留意する。
       iii.【教養書】
          社会、産業、自然科学などの分野は、一般向きの平易なものを収集する。
    b.参考図書
      簡易な調査相談に応じられるよう基本資料を中心に収集する。
       i.事典・辞典・便覧
         各主題にわたり、基本資料を中心に調査研究に必要な資料を収集する。
       ii.統計・年鑑
         各主題にわたり、基本的な資料を逐年的に欠けないよう収集する。国内各地域の統計資料については、兵庫県内を中心に福崎町周辺のものを収集する。
       iii.書誌
          各種の書誌・目録類を収集する。
    c.郷土・行政資料
      福崎町に関する情報を網羅的に、積極的に収集する。
       i.郷土資料
             ・郷土の自然的、人文的事象を主題とした著作及び歴史的文献資料
             ・郷土における各種団体の歴史及びその文献資料
             ・柳田国男や吉識雅夫をはじめとする郷土人の伝記等の資料
             ・郷土及び郷土人を主題とした主な文芸作品、評論など。
             ・郷土人の著作で芸術作品も含め郷土に関するもの。
       ii.行政資料
             ・福崎町役場ならびに各種外郭団体が発行したもの。
             ・兵庫県内の市町村の機関ならびに各種外郭団体が発行したもので、福崎町周辺の市町村のものを中心に収集する。
       iii.収集資料の形態
          印刷物及びこれに準ずるものとするが、ビデオなど視聴覚資料についても収集する。ただし、歴史民俗資料館等の町内施設との連携を図る。
            ・図書
            ・雑誌、新聞、逐次刊行物
            ・パンフレット、リーフレット
            ・地図、古地図、絵図
            ・古文書及び近・現代資料(公文書、私文書、書簡類)
            ・写真、絵はがき、ポスター
            ・新聞、雑誌の切り抜き
            ・複写資料
            ・その他
    d.その他の資料
      i.雑誌
        各分野にわたり、趣味・教養・調査研究に必要なもの、及び、時宜にかなった利用度の高いものを中心に幅広く収集する。
        ミニコミ紙の収集にもつとめる。
      ii.新聞
        兵庫県内で刊行されている全国紙を中心に、各種新聞を収集する。
      iii.絵画その他の芸術作品
         館内での掲示用および、貸出も含めた利用のための収集を検討する。
      iv.視聴覚資料
         カセット・テープ、ビデオ、CD、LD、DVDなどの資料についても収集を検討する。
         障害者のための録音テープ(録音図書)については、別途検討する。
  2. 児童図書:主として幼児、児童、生徒を対象に、趣味、教養、娯楽、学習に役立つ資料を収集する。
    a.一般図書
       子どもたちの成長過程の折々にぜひ読んでおいてほしい本を紹介する気持ちで収集するが、大人からのみの視点に偏らないように留意する。
            ・本の世界のはじめに(絵本・絵童話)
            ・読みつがれてきた物語(古典・民話・神話・伝説)
            ・ファンタジー
            ・歴史・伝記物語
            ・詩・ずいひつ
            ・現実物語(ノンフィクション)
            ・知識の本
     b.参考図書
        各分野にわたり、適切な資料を収集する。
     c.郷土資料
        児童図書の中から収集する。ただし、児童図書として出版されていない分野については、成人図書の中から子どもが読みとれるものを収集する。
     d.その他の資料
        雑誌、新聞、紙芝居など必要なものを収集する。

お問い合わせ

福崎町役場社会教育課

電話: 0790-22-0560

ファックス: 0790-22-0630

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