広報ふくさき 令和2年(2020年)9月号 14ページ ---------- 秋の全国交通安全運動 9月21日(月曜日・祝日)から30日(水曜日) 秋口は日没時間の急激な早まりとともに、夕暮れ時や夜間の事故が増える季節です。事故にあわないよう十分に注意し、交通ルールを守り、正しい交通マナーの実践を心がけましょう。 ○自動車、自転車を利用する人は早めのライト点灯を心がけましょう。 ○歩行者は明るい服装を心がけ、反射材などを身につけましょう。 ○運転中は携帯電話を使用しないでください。 ○飲酒運転は絶対にしないでください。 ○シートベルト・チャイルドシートは、全ての座席で正しく着用してください。 (住民生活課) ---------- まちづくりに役立つ ハロウィンジャンボ宝くじ(市町村振興宝くじ) ハロウィンジャンボ宝くじの収益金は、県内市町のより良いまちづくりに活用されています。 収益金は各都道府県の販売実績などに応じて交付されますので、ぜひ兵庫県内の宝くじ売り場又はインターネットでお買い求めください。 発売期間 9月23日(水曜日)から10月20日(火曜日)まで 公益財団法人 兵庫県市町村振興協会 電話078-322-1151 ---------- 短歌会 匂い音痴になりたる鼻に微かに匂うどくだみの花小雨に濡れて  山口旭 自転車に薫風うけて走らんか定額給付金いかにせんかな  久野盈 「初めてよお酒飲んだのおじいちゃん」二十歳の声は受話器はみ出す  安田正 これやこの吾とて花の仲間とぞ畦をうずめて揺る姫女苑  岡田恵美子 寄りて来る孫かわいくてじいちゃんは好き放題をがまんするなり  尾上定信 株価ぶれ行方はるかに見えぬ道動ぜず待たん道見えるまで  山本彬 気がかりを一つひとつと片づけて何か心の充ちくる様な  大野八重子 配り物渡す隣の玄関に犬の出てきてわが手に触るる  松岡澄子 わが蒔きし種芽吹きたる山法師 十年生き抜き開花愛でたし  中村正剛 「基礎疾患」ということばありごく軽きわが喘息はそのひとつかも  内山嗣隆 ---------- 俳句会 笹百合の 名所となりし 過疎の寺  廣瀬純水 ギイギイと 威嚇天牛 かごの中  鬼本修 花火果て 夜空に元の 星座浮く  石川晃美 一日を 蓮と対待の カメラマン  柴田喜美子 いらぬ物 捨てて涼しき 身のまわり  千家栄子 白樺の 花散る山路 信濃旅  橋本栄 百年の 場所を譲らぬ 鹿の子百合  佐藤純子 独り留守居 昼しんかんの 夏盛り  藤岡照代 糠床を かき混ぜている 盛夏かな  城谷秋美 草分けて 伸びたる茎の 百合の花  石川皓女 夕焼空 祷る露座仏 背に後光  岸上加津美 佛壇に 雄しべ切ったる 百合の花  大野綜風 どの峪も 白百合の咲く 峡の里  松岡勝美