広報ふくさき 令和2年(2020年)9月号 6ページ ---------- ヒューマンライツ イン 福崎町 ---------- 友だちは家ぞくと同じ 福崎小学校3年(当時)すみた ゆうだい ぼくは、友だちが大すきです。朝、学校に行きたくないなと思う時があっても、友だちに会うと元気になります。でもちょっとしたことで、けんかをすることもあります。とてもはらが立って、いやな気もちになります。大すきなのにどうしてだろう。 きっとその時は、友だちの気持ちを大切にせずに、自分のことしか考えていないからだと思います。それと、ぼくのことがきらいなのかなと思って、さみしくなることもあります。 もう遊ばないと思っても、また話しかけてくれたり、学校から帰ったら遊ぼうとさそってくれたりすると、とても、うれしいです。すぐになかなおりできます。 学校の帰り道、けんかになって、とてもいやな気持ちで帰る時もあります。帰ったら、ぼくの顔を見て、お母さんが、「何かあったん。」と聞いてきます。すぐに、わかるみたいです。お母さんに話すと、「そういう時もあるよ。明日、なかなおりしなさいね。」と言ってくれます。「うん。」とうなずきます。 せかいには、食べ物にもこまって、学校に行けない子どもがたくさんいるそうです。そういう国の子どもたちのことを思うと、何ふ自ゆうなくくらせることにかんしゃしないといけません。友だちとのけんかで、はらがたつことはとても小さななやみです。 毎日、友だちとべん強したり、遊んだりできることは、当たり前ではなくて、とても幸せなことなんだと心にとめてすごしたいです。 家族と同じように、友だちはぼくのたから物です。 ---------- ぼくのおじいちゃんとおばあちゃん 高岡小学校4年(当時)しばた ゆう ぼくのおじいちゃんとおばあちゃんは、姫路にすんでいます。休みの日には、よくお母さんと、おじいちゃんとおばあちゃんの家に行きます。 おじいちゃんは、やさしくておもしろいです。ぼくがおもしろいことを言ったら、すぐに笑ってくれます。ぼくが、「こいつりに行こう。」と言ったら、「よし、行こか。」と言って、いっしょに行ってくれます。 こいがいる川に着いて、橋の上から見たら一メートルごえのこいがいました。階だんを下りて川の岸に行って、つりざおをおじいちゃんがのばしました。えさのちくわをなげたら、五秒ぐらいで食いつきました。おじいちゃんが、「これはでかいぞ。」と言ったので、ぼくが「かわって。」と言ったら、かわってくれました。引きが強くて引きずりこまれそうになったので、本気でさおを立ててリールをまこうとしたけど重くてまけなくて、おじいちゃんに「何しとん、はよまけ。」と言われました。ぼくが、「そんなこと言われても、ま けんのや。」と言ったら、おじいちゃんはわらいました。糸が石にこすれて切れそうになったけど、なんとかよけてつり上げたら、橋の上から見たのといっしょぐらいのでかさでした。つれた時は、「やっと、でかいのがつれた。」と思いました。 しかし、おじいちゃんがさわったしゅん間、はりがぬけてにげられました。「せっかくの苦労が…。落とさんとってよ。」と思いました。でも、おじいちゃんとのつりは、とっても楽しいです。またつりに行こうと、おじいちゃんとやくそくしました。 おばあちゃんは、美よう院をしています。ぼくは、いつもおばあちゃんにかみを切ってもらいます。ぼくのかみはすぐにのびるので、二週間ごとに切りに行きます。おばあちゃんは、バリカンを使わずにはさみで切ってくれます。えりをカミソリでそるのはこわいけど、おばあちゃんは上手にそってくれます。おばあちゃんは、ぼくといろんな話をしながらはさみを動かして、上手に長さをそろえます。おばあちゃんは、五十年い上美よう院をしています。まだまだこれから続けるそうです。 おじいちゃんとおばあちゃんには、もっと長生きしてもらって、これからもいっしょにいろんなところへ行ったり、かみを切ってもらったりしたいです。 ---------- ポスター作品 八千種小学校2年(当時) なかつか ここは 田原小学校5年(当時) あさい りくと 福崎西中学校3年(当時) おおの あん ---------- 人権標語 ありがとう 笑った顔は たからもの 田原小学校4年(当時)たかはしはつみ あいさつで えがおになろう おたがいに 福崎小学校4年(当時)なかいさや 絶対に 一人にさせない 君のこと 福崎東中学校2年(当時)みわ あゆむ あいさつで 深まる絆 笑顔の輪 福崎西中学校3年(当時)たなか みほ