広報ふくさき 令和2年(2020年)12月号 5ページ ---------- 町長コラム 福崎町長 おさき よしはる 今年を振り返って 今年も残り1か月を切りました。4月のコラムでは新型コロナウイルス感染症のことに触れました。この危機をみんなの行動で乗り切りましょうと呼びかけました。4月に緊急事態宣言が発令され、5月にはいったん収束しかけたように見えたのですが、今は、7月、8月の第二波に続き第三波が始まっているといっても過言ではない状況です。この状況をどう見たらよいのでしょうか。住民の命と暮らしを守ることを第一に考えなければなりませんが、同時に経済活動とどのようにバランスをとっていくかということが問われていま す。政府が進めているGoToトラベル事業も新規予約を一時停止することが決まりました。今が正念場ではないかと思います。ここはもう一度、「三蜜を避ける」「ソーシャルディスタンスを守る」「マスクの着用と咳エチケットの実行」「手洗いをしっかり行う」などのひょうごスタイルの徹底をお願いします。このことで感染リスクを大きく減少することができます。 うれしい出来事もありました。JR福崎駅前の町有地に10月22日、薬局のウェルシアがオープンしました。生活用品や食料品も揃っているので近くの方は大変便利になったのではないでしょうか。また県指定の重要文化財である大庄屋三木家の副屋と蔵が宿泊施設とレストランとして11月1日にプレオープンしました。事前の予約も順調とのことで喜んでいます。 これからも住民の皆さんと力を合わせて、コロナに負けない、活力のある、住みよい町づくりを進めてまいります。 写真=幹部職員を前に来年度予算について指示をする町長 ---------- 食育通信 八千種小学校の取り組み 八千種小学校の2年生は、「食」に関してより深く学ぶために、給食センターから栄養教諭を招き食育指導をしていただきました。 子どもたちは、よい姿勢で食事をとることの大切さや正しいお箸の持ち方、食事のマナーなど健全な食生活の基礎となる内容について実践を交えて学びました。子どもどうしでお箸の持ち方を点検し合ったり、「ぼくの持ち方、これで合っている?」と教師に確認したりしながら、栄養教諭の話から学んだことを自分の普段の行動に活かそうと意欲的に学習に取り組みました。 食育指導後の給食の時間には、普段よりもよい姿勢で、正しくお箸を持って、ゆっくりと食べ物を口に運ぼうとする姿が見られ、食育指導の成果が大いに感じられました。 写真=食育指導のようす、お箸の持ち方を学ぶ児童 ---------- 12月は「税の徴収強化月間」です 福崎町と兵庫県では、納期限内に正しく納付していただいている方との公平性を確保するため、12月を「徴収強化月間」とし、町・県民税や国民健康保険税等の滞納者に対し、徹底した財産調査を行い、差押、捜索、公売などの滞納処分の強化に取り組みます。 また、納期限を過ぎても納付がない税金は、法律の規定により延滞金の加算対象となります。発生した延滞金は免除しませんので、滞納により新たな納付義務を負うことになります。 同月間に今一度、納め忘れの町税等がないか確認をお願いします。 やむを得ない事情で納期限までに納付が困難な場合は、税務課へ連絡してください。 問い合わせ先 税務課 内線342、343