広報ふくさき 令和2年(2020年)12月号 8ページ ---------- 生活科学センターだより 大掃除ついでに表示をチェック! あなたの家電は大丈夫? おうち時間を快適に過ごすため、物の整理をしたり、新たな家電を買い足す人が増えています。購入金額を抑えるため、リユースショップやフリマアプリを利用する人も少なくありません。 家電を再使用することは、廃棄物を少なくし、地球環境を守ることにつながります。しかし、購入前の使用状況などを確認することができないため、思わぬ事故につながる場合もあります。表示や情報をチェックし、安心で快適なくらしを手に入れましょう。 【事例1】子どもが生まれたため、姉から空気清浄機を譲ってもらった。ネットで使用方法を調べたところリコール製品であることがわかった。 【事例2】インターネットで購入した中古品のノートパソコンを充電中、非純正品のバッテリーパックが内部ショートを起こし、出火した。 写真=出火したパソコン(製品評価技術基盤機構ホームページより) 中古品を使う場合は、リコール対象製品でないか確認し、壊れたり変形したりしていないか確かめましょう。消費者庁のリコール情報サイトでは、最新の情報を掲載しています。 家電はどれだけ大切に使っていても寿命があります。経年劣化による事故が多い家電については、平成21年以降、長期使用製品安全表示制度により、設計上の標準使用期間や注意などの表示が義務付けられています。大掃除のついでに製造年などの表示をチェックし、変な音や振動などの異変がみられる場合は使用を中止して、メーカーなどに問い合わせてみましょう。 消費生活センターでは、事故の未然防止や拡大防止のため、パンフレット等で情報をお知らせするとともに事故情報を収集しています。あらたな事故を防ぐためにも情報をお寄せください。 イラスト=長期使用製品安全表示制度の対象製品と表示例 消費生活の相談や問い合わせ、苦情は、神崎郡消費生活中核センターへ  電話22-4977  秘密厳守 相談は無料です 相談日時 火、金曜日 午前9時から午後4時まで。月曜日は休館日です。 ---------- 上下水道課からのお知らせ 「水道管にも冬じたくを」 水道管やメーターが、屋外でむき出しになっていたり、家の北側や風当たりの強い場所にあると、凍結したり破裂したりするおそれがあります。古い毛布や布でおおってテープなどを巻き、保温しましょう。 「家庭内の漏水にご注意を」 定期的にメーターを確認することで、漏水の早期発見につながります。 漏水を発見するには、水道の蛇口を全部閉めた状態で、メーター内の銀色のパイロットが回っていないか確認してください。もし回っていれば、漏水している可能性があります。 漏水を発見したら、町が指定する給水装置工事業者に調査修理を依頼してください。指定を受けていない業者による工事は認められていません。 漏水還付は、届出後、三回分の検針結果から正常な使用水量を算出して判定するため、修理完了から半年以上の期間が必要となりますのでご了承ください。 上下水道課 内線383