広報ふくさき 令和3年(2021年)1月号 2ページ ---------- 新年のごあいさつ ---------- 福崎町長 おさき よしはる 新年あけましておめでとうございます。 皆さまには令和3年の新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。 昨年を振り返りますと、新型コロナウイルスの出現に始まり、その収束をみないままに過ぎた1年でした。東京オリンピック・パラリンピックなど国民が楽しみにしていたイベントが延期になり、町の行事も多くが中止となりました。いろいろな活動の自粛が続き、皆さまには大変ご苦労をおかけしています。 その中でもうれしい出来事がありました。朝日新聞出版のアエラという雑誌で「コロナ時代の移住先ランキング」という特集があり、福崎町が近畿地区で第1位に選ばれました。JR福崎駅前の町有地にウエルシア薬局がオープンしました。駅前が便利に、そしてにぎやかになっています。また、辻川界隈では県指定重要文化財である大庄屋三木家住宅の副屋と蔵が宿泊施設とレストランとしてプレオープンしました。予約も順調とのことですのでうれしく思っています。 さて、今年は町制施行65周年を迎える記念すべき年であり、ポストコロナの飛躍の年にしていきたいと思っています。町制施行記念日の5月3日に、記念式典を開催する予定です。そして、延期になった東京オリンピック・パラリンピックが成功し、閉会式の翌日となる8月9日の福崎夏まつりで、町制65周年と東京オリンピックの成功をお祝いする花火大会が開催できることを信じています。 福崎町は、工業、商業、農業の調和のとれた発展を目指しています。皆で力を合わせ「活力にあふれ、風格のある、住みよい町」を築いていこうではありませんか。 最後になりますが、本年が皆さまにとって素晴らしい1年になりますことを心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。 ---------- 福崎町議会議長 きたやま たかひこ 福崎町の皆さま、あけましておめでとうございます。 希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。 また、平素は福崎町議会に対し、ご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。 現在の社会経済情勢は、国際化、情報化、少子・高齢化が急速に進行していますが、昨年は新型コロナウイルス感染症の拡大という別の次元の困難が世界規模で降りかかりました。歴史を振り返りますと、百年に一度は疫病が大流行するともいわれています。今を生きる私たちにとっては思いがけないことであり、経験のない事態に直面しています。この間、医療従事者の献身的な努力に心から敬意と感謝の意を表します。ワクチン開発をはじめ、現代の知恵と技術を結集して少しでも早く日常生活を取り戻し、経済の循環につながることを願います。 今年は、延期されている東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。1964年東京、1972年札幌、1998年長野に続く日本で4回目のオリンピックとなります。コロナ禍の中という例のない大会となりますが、2021年の希望の光として、日本の力で世界に勇気と感動を伝えたいものです。そして、消費行動の活発化や雇用の増加などで、皆さまが元気になる年にしていかなければなりません。 私ども議決機関といたしましては、福崎町第5次総合計画「住んで、学んで、働いて 未来につながる福崎」を礎に、コロナ禍の中(ウィズコロナ)、その後(アフターコロナ)を見据え、今後さらに総意工夫を重ね、皆さまのご期待に応えられるよう決意を新たにし、福崎町の発展に鋭意努めてまいります。 最後になりましたが、皆さまにとって本年が笑顔で暮らせる素晴らしい年となることを心から祈念申し上げ、新年の挨拶といたします。