広報ふくさき 令和3年(20210年)4月号 5ページ ---------- 町長コラム。 福崎町長 おさき よしはる。 令和3年度予算とコロナについて。 3月議会で令和3年度当初予算が議決されました。一般会計は、0.2%減の82億6,300万円で、ほぼ昨年並みの予算規模としました。あわせて、令和2年度3月補正予算に、新型コロナウイルスワクチン接種のための費用1億500万円のほか、飲食店への支援や新生児世帯応援給付事業などで7,400万円の事業費を計上し、令和3年度に繰り越します。 令和3年度に行うコロナ対策事業は、10ページで詳しく案内をしておりますのでご覧ください。今年度の最も重要な事業の一つは、新型コロナウイルスワクチン接種事業であります。ワクチンは4月26日の週に1箱(約500人分)が全国の各市町に届けられる予定です。数が限られていますので、福崎町では高齢者の内、施設入所している方から始めたいと考えています。その後、一般の高齢者に接種を始める予定ですが、ゴールデンウィーク明 けになる見込みです。この後、ワクチンがいつ届くか不透明なところもありますが、しっかりと準備を進めてまいります。 令和3年度は町制施行65周年の記念の年です。5月3日には記念式典、8月29日には田原小学校で夏期巡回ラジオ体操会の開催を予定しています。 もう一つ嬉しい報告があります。福崎駅周辺整備事業は令和元年に完成しましたが、JR福崎駅のバリアフリー化が課題として残っていました。このたび、国の補正予算で駅のホームにエレベーターを設置するための設計費が盛り込まれました。(町の負担割合六分の一)工事着手までにはもうしばらく時間はかかりますが、このエレベーターが完成しますと、利用客、特に高齢者の方の利便性が大いに高まると今から楽しみにしています。 写真=第495回福崎町議会 ---------- 福崎町第6次行政改革大綱を策定しました。 大きく変化する社会情勢に創意工夫を持って対応しつつ、町民一人ひとりを大切にし、「住む、学ぶ、働く」の3つの機能が調和したまちづくりを推進するため、各種団体の代表者などで構成する行政改革懇話会の提言を受け、令和3年3月に福崎町第6次行政改革大綱および実施計画を策定しました。 この大綱および実施計画の推進期間は、令和3年度から令和7年度までの5年間です。 行政改革大綱の体系図。 1.参画・協働と透明性の向上 @情報の共有と透明性の向上、A住民参画による協働のまちづくりの推進。 2.効率的で効果的な行政運営 @電子自治体・スマート自治体の推進、A行政サービスの向上、B事務事業の見直し。 3.効率的で柔軟な行政組織の構築 @組織機構の活性化と人材育成の充実、A定員管理・給与等の適正化、B働き方改革の推進。 4.持続可能な財政基盤の確立 @自主財源の確保、A財政の健全化。 第6次行政改革大綱および実施計画の詳細は町のホームページで見ることができます。また、役場情報公開コーナー、町立図書館、八千種研修センターにも備え付けていますのでご覧ください。 問い合わせ先 企画財政課(内線231)