広報ふくさき 令和3年(2021年)12月号 12ページ ---------- 農業委員会だより 神崎郡農業委員会協議会研修会に参加しました 10月20日(水曜日)、市川町文化センターで神崎郡3町による神崎郡農業委員会協議会研修会が開催され、郡内各町の農業委員、農地利用最適化推進委員が出席しました。  研修会では、公益社団法人ひょうご農林機構のよしかわあつひろ農地調整課長による、「遊休農地の発生防止」について講演が行われました。  講演では、遊休農地の解消に向けた取組の事例紹介や、集落での話し合いの重要性、それに向けた農業委員会の取り組みについて学びました。  これからも農業委員会は、このような研修会を通じ、農業委員、農地利用最適化推進委員の知識の向上を図るとともに、意見交換を行い、地域農業の発展に努めていきます。 農地取得に係る下限面積の特例について  農地を売買・贈与などする場合には、農地法第3条の規定に基づく農業委員会の許可が必要です。福崎町では、取得後の耕作面積が3,000u以上ないと農地の売買などの許可を行うことができません。そこで、町内への移住・定住の促進を図るとともに、遊休農地の発生防止・解消および農村環境保全を図るため、 ◆空き家バンクに登録された空き家と一緒に農地を取得するとき ◆地縁者住宅等の建設予定敷地に分筆等によって残った農地を取得するとき の場合に限り、下限面積の要件を3,000uから1uに緩和しています。要件や申請方法など、詳しくは、農業委員会事務局へお問い合わせください。 問い合わせ先 福崎町農業委員会(農林振興課内・内線314・315) ---------- 冬期のジャンボタニシ対策 町内の一部地域においてジャンボタニシ(和名:スクミリンゴガイ)が発生しています。  ジャンボタニシは、水田の土中に浅く潜り込んで越冬します。稲刈り後の水田においては、冬期の防除を徹底してください。  ジャンボタニシは寒さに弱いので、極寒期(1〜2月)に表層6センチ程度の耕うんを数回行い、寒さにさらしたり、貝を粉砕することで水田で越冬する貝を減らすことができます。  トラクターの走行速度を遅くし、ロータリーの回転を速くし土壌を細かく砕くように耕うんすることで越冬する貝を減らすことが期待できます。  また、水路の泥上げを地域全体で実施することで効果が高まります。  スクミリンゴガイは、人体に有害な寄生虫がいる場合があるため素手で触らないように注意してください。 問い合わせ先 農林振興課(内線311)        姫路農業改良普及センター 電話079−281−9325 ---------- 今年も、狩猟シーズンが始まりました 期間は3月15日まで 入山されるみなさんへお願い ○期間中(特に休日)は多くのハンターが入山しますのでご注意ください。 ○なるべく目立つ服装で入山し、音の鳴る物(鈴など)を身につけるなど、事故防止にご協力ください。 ○狩猟期間は11月15日から翌年3月15日です。入山の際は十分ご注意ください。 ○「わな」は非常に危険です。設置の看板(標識)がある場所には近づかないでください。 農林振興課(内線310)