広報ふくさき 令和3年(2021年)12月号 4ページ ---------- 町長コラム 福崎町長 おさき よしはる 国への要望活動について 毎年11月は、国への来年度予算確保のための要望活動を行います。先日、河川事業と砂防事業、そして道路事業の要望活動に参加してきました。  一つ目は河川と砂防事業の要望です。気候変動の影響で、近年の台風は大型化し、集中豪雨は頻発しています。福崎町ではここ数年大きな災害は起こっていませんが、全国を見渡しますと、必ずどこかで大規模な災害が発生し、多くの人命や財産が失われています。福崎町においても、いつ災害が起こるかわからないという心構えが必要です。  福崎町では令和2年度までに、七種川において市川合流地点から上流へ約1.2km、JR播但線鉄橋までの堆積土砂を撤去していただきました。また、令和3年度は市川の堆積土砂の撤去や河床の凸凹を整える工事を実施していただけることになっています。これらは県事業ですが、町単独事業として3本の町河川の堆積土砂撤去も進めています。  二つ目の要望活動は、安全安心の道づくりです。道路整備は、完成すると住民生活が一気に便利になる、投資効果の高い社会資本整備事業です。今回見直しを進めている都市計画道路福崎駅田原線の道路新設工事についても、早期完成を目指して取り組んでまいります。 写真=おさき町長(治水事業促進全国大会にて) ---------- 食育通信 〜〜食品ロス削減を目指して〜  最近よく取り上げられているエスディージーズの取り組みのひとつとして、食品ロスの削減があります。  日本では、まだ食べられるのに廃棄される食品は、年間約612万トンと推測されています。これは、世界中で飢えに苦しむ人々に向けた世界の食糧援 助量の約1.6倍に相当し、本来、食べられるものがごみとして処理されています。  生活科学センターでは、食品ロスを減らす工夫をテーマにした料理教室を開催しました。かぼちゃは、実をプリンに、皮はきんぴらしてまるごと使ったり、鮭の切り身をいろんな料理に使い、自然の恵みを余すことなく活用しましした。一人ひとりの毎日の小さな積み重ねが、食品ロスの削減に大きく役立つことを心にとめておきたいですね。 写真=料理教室のようす、作った料理 ---------- トラクターも登録が必要です 原動機付自転車、小型特殊自動車(トラクター、コンバイン、フォークリフト等)、ミニカーは、公道走行の有無にかかわらず登録が必要です。登録がまだの方は、速やかに税務課に届け出てください。  また、これらを手放したときや町外に転出するときには、廃車手続きが必要です。  手続きに必要なものについてはお問い合わせください。 税務課 管理係(内線343) ---------- 12月は「税の徴収強化月間」です 福崎町と兵庫県では、納期限内に正しく納付していただいている方との公平性を確保するため、12月を「徴収強化月間」とし、町・県民税や国民健康保険税等の滞納者に対し、徹底した財産調査を行い、差押、捜索、公売などの滞納処分の強化に取り組みます。  また、納期限を過ぎても納付がない税金は、法律の規定により延滞金の加算対象となります。発生した延滞金は免除しませんので、滞納により新たな納付義務を負うことになります。  同月間に今一度、納め忘れの町税等がないか確認をお願いします。 税金を滞納するとあなたのたいせつな財産(不動産、給与、生命保険、預金、自動車)が差押えられることがあります やむを得ない事情で納期限までに納付が困難な場合は、税務課へ連絡してください。 問い合わせ先 税務課(内線341、342)