広報ふくさき 令和3年(2021年)12月号 6ページ ---------- ヒューマンライツ イン 福崎町 ---------- ツーベースをけったよ 高岡小学校1年 ふじもり らいや  たいいくのじかんに、フープベースをしました。ツーアウト一るい・二るいでぼくがけるじゅんばんになりました。 「おりゃー。」 足にパワーを入れて、かべをやぶるきもちでけったら、ツーベースになりました。チームのみんなが、「ナイス。やったあ。」 と、にこにこで、グーにした手をあげてよろこんでくれました。ほんとうのやきゅうみたいでした。みんなのこえで、ぼくは、もっとパワーがわいてきました。だから、まもるときは、こけたり、ジャンプしたり、えびぞりみたいになったりしてとりました。  チームのキャプテンは、二年生のけいさんです。けいさんは、まけていても、 「ナイス。」 「がんばれ。」 とこえかけをして、いつもがんばっています。やっぱりキャプテンはすごいなとおもいました。チームがまけているとき、ぼくも、けいさんのまねをして、 「だいじょうぶ。アウトになってもいいからがんばって。」 と、みんなにこえをかけました。ぼくも、けいさんのようにこえかけできる人になって、チームをすくうすごいキャプテンになりたいです。 ---------- やさしさの広がり方 田原小学校5年 まつおか しゅうすけ やさしさって何だろう。この前の道徳で優しさについて考えてからどう行動したらよいのかを考えています。悲しんでいる人を助けようとしたことがありました。しかし、全ての人を助けられたわけではありません。ぼくは、とてもくやしかったです。ぼくは、ぎ問に思いました。(なぜ助けられないのか。何が足りないのか。)と。勇気がでないから、助けられないのだと思います。友達が目の前でけがをした時でさえ、だいじょうぶと言いたかったけど、言うことができなかったのです。 そんな時、ちがう友達が 「だいじょうぶ。」 と言っていたので、すごいなと思いました。こんなにすんなり、言葉が出るなんて。ぼくは、がんばっているのに(なぜできないの。)とまた、つらくなり、自分にイラッともしました。  少しだけやってみようと思いました。  休み時間。鬼ごっこをしていた近くで、年下の子がこけました。そばにかけより、勇気を出して声をかけてみました。 「だいじょうぶ。」 その子は、 「ありがとう。」 と返してくれました。心の中がすっとしました。(ぼくはあそこで、だいじょうぶと言ってよかった。)と思いました。ぼくは、友達が背中を押してくれたのだと思います。おかげで勇気を持てたし、逆に気持ちがよくなってきました。ぼくは、やさしい行動をするとやさしい言葉が返ってくる。これこそやさしさの広がりではないのかなと。  自分がけがした時 「だいじょうぶ。」 と声をかけてくれる友達がいます。そして、せいいをもってぼくは、 「ありがとう。」 と返します。  友達がケガした時は、反対です。 「だいじょうぶ。」 と自分が声をかけることで、 「ありがとう。」 が増えていきます。心の中で ぼくは(どういたしまして。)とつぶやきます。  ささいなほんの一言が、やさしさという大きな行動をつないでいるのだと思いました。 ---------- ポスター作品 八千種小学校1年 かみつぼ みやび 福崎小学校4年 くろだ いっさ 福崎東中学校1年 うえすぎ こころ 福崎西中学校2年 かみかわ かほ ---------- 人権標語 「大丈夫?」 その一言が 魔法の言葉 田原小学校2年 みなみ こはる なみだより 笑顔ふやそう 世界中 福崎小学校6年 おおつき りあ 見て見ぬふり それもいじめの 一部だよ 八千種小学校6年 なんば ゆい 手を伸ばせ その手は誰かを 救える手 福崎西中学校3年 みやたに はるな