広報ふくさき 令和3年(2021年)12月号 7ページ ---------- 生活科学センターだより 「給湯器から水漏れしている」この言葉にご用心! 最近、郡内で水回り工事に関するトラブルが多発しています。  顔見知りだから大丈夫、以前に取引があったから大丈夫、と思い込むことなく、十分注意してください。  トラブル事例を紹介しますので、手口などを参考にしてトラブルの未然防止に務めましょう。 【相談事例】  ある事業者が突然自宅の電気給湯器の点検に来た。点検後、「水漏れしていたので応急処置をしておいた。新しい電気給湯器が必要」と言われたので購入することにした。事業者の親を知っていたため、信頼して、手持ちの現金30万円を手渡した。  しかし、その後、事業者からいろいろと理由をつけて追加請求され、複数回にわたりお金を渡した。契約書がないだけでなく、全く工事をせず、何度工事の催促をしても応じてくれない。工事の解約を申し出ると、事業者は「お金を返す」と言うが全く返金されない。何度も返金を催促するが、その都度、「返金します」と言われたり、自筆で返済日を書いた用紙を手渡されるが、いまだ返金はない。電気給湯器はなじみの電気屋に見てもらったが何も問題はなかった 【処理】  クーリング・オフが可能であると伝え、相談者にクーリング・オフ通知のためのハガキの記入方法等をセンターから助言し、事業者に送付した。その後センターからも事業者と連絡を取り、事業者からは「返金します」との回答を得ているが、未だに返金されていない。 【その他の事例】  古くからの知り合いの事業者に風呂のリフォームを依頼すると、先に90万円払えば工事後に、65万円キャッシュ バックすると言われた。90万円支払うが工事はされず、返金もない。 【アドバイス】 @家の設備などの修理やリフォームをする場合は、すぐに契約せずに、複数の事業者で見積もりを取りましょう。 A知り合いの事業者であっても、契約書は必ずもらいましょう。 B事業者に代金を前金で要求されても、絶対に現金を渡さないようにしましょう。 C前述の事例のように、クーリング・オフ制度を使っても、実際には返金してもらえない場合もあります。 ★クーリング・オフができるかどうかの判断が難しい場合や、クーリング・オフ期間が過ぎていてもあきらめずにご相談ください。 消費生活の相談や問い合わせ、苦情は、神崎郡消費生活中核センターへ  電話22-4977 秘密厳守 相談は無料です 相談日時 火、金曜日 午前9時から午後4時まで。月曜日は休館日です。 ---------- 手づくり味噌教室 《第1回》 令和4年1月14日(金曜日)先着12人       場所:生活科学センター 《第2回》 令和4年2月17日(木曜日)先着10人       場所:保健センター 時間 第1回・第2回とも12:30〜16:30頃 講師 いずみ会 参加費 1,600円 持ち物 エプロン、三角巾、マスク、味噌約3.5sが保管できる容器 申込期間 12月10日(金曜日)から21日(火曜日)      ※福崎町在住・在勤者に限ります。 申込先 生活科学センター(電話22−2939/月曜定休)