広報ふくさき 令和4年(2022年)3月号 5ページ ---------- 町長コラム 福崎町長 おさき よしはる 町の課題について 国の基幹統計調査に5年毎に実施する国勢調査があります。福崎町の令和2年実施の国勢調査人口は19377人でした。平成27年は19738人で5年間で361人減少しています。  今、地方における一番の課題は人口減少、少子・高齢化ではないかと思います。福崎町も人口減少が顕著になってきました。国は、各市町に「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の作成を求め、各市町が取り組んでいます。私はこの課題解決に特効薬はないと思っています。一番大事なことは、町の魅力を高めて、福崎町に住んでみたい、住み続けたいと思っていただけるまちづくりを進めることに尽きると思います。  そのためには、まちの特色を生かすことが重要です。福崎町は、「交通の便が良い」「買い物をするお店がたくさんある」「雇用の場がある」「子育てが充実している」「福祉を大切にしている」「水道料金が安い」「豊かな自然環境がある」私が思いつく長所を述べてみましたが、住民の皆様に聞くともっとたくさんの良い点が出てくると思います。また、弱点もあると思います。  私は町の優れた点を伸ばし、弱点を少なくしていく取り組みを進めることが重要ではないかと考えています。そのことが「活力にあふれ 風格のある 住みよいまち」の実現に繋がっていくと信じています。 写真=行政懇談会であいさつをする町長 ---------- 文珠荘ライトアップ点灯式 3月25日(金曜日)午後7時から  福崎町では、クラウドファンディングのご支援を活用した文珠荘ライトアッププロジェクトを進めており、このたび点灯式を行います。施設や樹木のライトアップに加え、プロジェクションマッピングや影絵による演出も実施しますので、是非お越しください。 ※駐車スペースに限りがありますので、できるだけ乗り合わせてお越しください。 ※役場、辻川観光交流センターからシャトルバスを運行します。詳しくはホームページやチラシをご覧ください。 写真=文珠荘ライトアップイメージ図 問い合わせ先 健康福祉課 町民福祉係(内線351) ---------- 令和3年度 福崎町女性委員会活動報告 福崎町では、女性の持つ豊かな感性や生活体験を通した視点による率直な意見・提言を町政に反映させるために平成22年度から女性委員会を設置しています。委員会は、毎年各集落から推薦された女性委員33名で構成されており、今年で12年目になります。  昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ワークショップや視察研修などの活発な活動はできず、年2回の開催となりました。少ない活動回数でしたが、町長や地域包括支援センター職員からの講話のほか、町長との直接の意見交換を通して、住み慣れた福崎町で私たちがこれからも活き活きと安心して暮らせるよう、さまざまな取り組みが行われていることを学ぶことができました。 (総務課) これまでに女性委員会で提言し、町政に反映されたものの例 ・庁舎内各課案内板の設置          ・防災備蓄品の内容見直し ・福崎町なっ得商品券の購入方法の改善    ・空き地・空き家情報のPR方法の改善 ・交通危険箇所へのカーブミラー等設置    ・公園内の東屋の設置