広報ふくさき 令和5年(2023年)5月号 9ページ ---------- 高齢者に多い消費者トラブル 令和4年度に当センターが受け付けた消費生活相談の43%が65歳以上の高齢者でした。日中自宅にいることが多い高齢者は、電話勧誘や訪問販売、訪問買い取りなどの被害にあいやすいという特徴があります。  どんなトラブル事例や手口があるのかを知っておくことが大切です。 《屋根や外壁・水回りなどの住宅修理のトラブル》 〇在宅時に業者が突然やって来て、屋根や外壁、水回りなどの住宅修理を勧められ、本来は必要のない高額な契約をしてしまった。 《インターネットや電話、電力・ガスの契約切り替えトラブル》 〇インターネットの回線や電話、電力・ガスなどの料金が安くなると勧誘され、プランの変更だと思っていたら、別の事業者との契約になっていた。 《スマホのトラブル》 〇スマートフォンの操作がうまくできない。 〇必要がないような契約をさせられていたり、無料だと思っていたが後に有料になっていた等、プランの内容がわかりにくい。 《健康食品や化粧品などが定期購入になるトラブル》 〇広告を見て健康食品や化粧品などを購入したら、複数回購入の定期購入になっており、解約ができない。 〇解約の為の電話が繋がらない。 〇解約に高額な違約金を請求された。 《パソコンのサポート詐欺》 〇いきなりパソコンに警告が表示され、個人情報を入力させられ、解除の為に高額なサポート代を請求された。 《架空請求、偽メール・偽SMS》 〇身に覚えのないサービスの利用料金を請求するメールが届いた。 〇偽のメールやメッセージに連絡してしまい、個人情報を知られてクレジットカードの不正利用をされた。 《訪問買い取り》 〇何でも買い取る、と電話がかかり承諾するが、実際は貴金属を買い取るまで帰らないで居座り続け、不安をあおったり、強引に貴金属を買い取られた。 《インターネット通販でのトラブル》 〇知らない間に偽サイトに誘導されており、注文したが商品が届かなかった。 〇注文とは違う商品が送られてきた。 ●トラブルを防ぐために●  高齢者自身が不安に思ったり困った時には消費生活センターにご相談ください。あわせて、身近にいる家族や周りの方が日頃から本人の生活や言動、態度などの様子を見守り、変化にいち早く気づき消費生活センターや警察など関係機関と連携して対応することが被害防止につながります。 消費生活の相談や問い合わせ、苦情は、神崎郡消費生活中核センターへ  電話22-4977  秘密厳守 相談は無料です 相談日時 火、金曜日 午前9時から午後4時まで。月曜日は休館日です。 ---------- 消費者の会会員募集 消費者の会では、地域美化のためボランティア活動を3月8日に実施しました。  今回の清掃では、ユニフォームを新調し、「地域貢献」「奉仕の心」で役場の沿道のポイ捨てゴミ及び散乱ゴミの収集、清掃を行いました。  消費者の会では、会員を募集しています。生活科学センター(電話22−2939/月曜日休館)までお問い合わせください。