広報ふくさき 令和5年(2023年)7月号 2ページ ---------- 第44回 山桃忌   福崎町では、柳田國男と兄・井上通泰の祥月にあたる8月に、二人の偉業を偲んで「山桃忌」を開催しています。  今年は、「家族−松岡家からみる父と母−」をテーマに、姫路市出身の天文学者・いけうち とおる さんの講演会やシンポジウム、日本の伝統話芸である講談の上演などで、松岡家の功績を発信します。  講談では、初心者の方にも分かりやすい講談の解説のほか、松岡五兄弟の末弟で日本画家の松岡映丘をテーマにした創作講談「松岡映丘」、映丘が好んだ源義経が活躍する軍記物「源平盛衰記」が披露されます。日本の伝統芸能を、ご家族そろってご覧ください。 1日目 8月5日(土曜日)午後1時10分から エルデホール 第1部 家族―松岡家からみる父と母― ■山桃忌式典 ■基調講演 「松岡五兄弟が見た両親」   柳田國男・松岡家記念館顧問(東京学芸大学名誉教授) いしい まさみ ■記念講演  「我が家族と親族の肖像と私の歴史散策−過去を思い、現在に問題を投げかける−」 総合研究大学院大学名誉教授、名古屋大学名誉教授 いけうち とおる ■シンポジウム「家族を考える〜柳田國男を出発点にして〜」  コーディネーター:いしい まさみ  パネリスト:成城大学民俗学研究所元研究員   もぎ あきこ        詩人・細胞生物学者 東京大学講師 たなか ようすけ        神戸医療未来大学教授       あだち やすのり ※第1部は後日ウェブ配信します。視聴申込者にURLをメールでお送りします。 2日目 8月6日(日曜日)午後1時30分から エルデホール 第2部 伝統話芸 講談 ■「日本の話芸」解説  柳田國男・松岡家記念館顧問(東京学芸大学名誉教授) いしい まさみ ■「伝統話芸 講談」上演  「松岡映丘」  たからい うめゆ  「源平盛衰記」 たなべ ぎんや 写真=たなべ ぎんや 写真=たからい うめゆ 申込方法 8月5日(土曜日)の第1部は、事前に申込が必要です。       ※6日(日曜日)の第2部は申込不要。 申込先 社会教育課(内線256・257)ファックス22−0630 夜の催し ☆民俗学の夕べ  柳田國男が生まれ育った辻川区で毎年山桃忌の夜に開催されるお祭りです。各種演芸、鬼太鼓、餅まき等が行われます。 とき 8月5日(土曜日) 午後6時から午後9時 ところ 鈴の森神社境内 ☆柳田國男・松岡家記念館/神崎郡歴史民俗資料館 8月5日(土曜日)のみ開館時間を午後9時まで延長します(入館は午後8時30分まで)。普段と違った夜の記念館と歴民をお楽しみいただけます。山桃忌の後に、ぜひお立ち寄りください。 ☆もちむぎのやかたレストラン   8月5日(土曜日)のみ延長営業します(オーダーストップ午後7時)。福崎町特産もちむぎを使用した料理をご賞味ください。 8月5日(土曜日)は、エルデホールから辻川界隈まで無料送迎バスを運行します