広報ふくさき 令和5年(2023年)7月号 20ページ ---------- 地震に備えて耐震改修を! 耐震改修はなぜ必要? 阪神・淡路大震災では、家屋の倒壊により多くの人命が奪われました。大きな被害を受けた建物のほとんどは、昭和56年5月以前に建築された木造住宅でした。 福崎町では山崎断層帯地震、南海トラフ地震による震度5強以上の地震の発生が予測されています。 いつ大きな地震が起きても大丈夫なように、耐震改修をして住宅を補強しておくことが大切です。 ◆まずは『無料』の簡易耐震診断から 昭和56年5月以前に着工の住宅が対象 福崎町では、昭和56年5月以前に着工された住宅を対象に、住まいの耐震化を支援しています。木造戸建住宅の場合は、町が簡易耐震診断員を派遣し、無料で調査・診断を実施します。 耐震性が無いと診断されたら ◆耐震改修工事にかかる事業費の一部を補助します「福崎町住宅耐震改修費補助」 ○計画策定費補助・・・耐震改修の設計に係る費用の3分の2以内(補助額上限20万円) ○工事費補助・・・耐震改修の工事に係る費用の5分の4以内(補助額上限130万円) ※令和5年度の申込受付は12月25日まで。予定戸数に達し次第受付を終了します。 ※令和5年度補助の場合、令和6年3月15日までに耐震改修工事を完了させる必要があります。 申し込み・問い合わせ先 まちづくり課 建築係(内線334) ---------- 短歌会。 道端に色とりどりのチューリップいずこの人が丹精込めしや。おのえさだのぶ。 年ごとに空き家増え行くわが村に悲しむごとくつばめ飛び交う。やすだただし。 つつじ咲き蜜蜂飛び交う雨上がりこの時ばかりと我を忘れて。やまもとあきら。 明日へとあしたへと用を押し遣りて始めのあしたが分からなくなる。おかだえみこ。 レース追い人馬一体夢求めサラブレッドは黄金旅程。くりと。 水嵩の増したる池に鴛鴦は白き水脈ひき遠ざかりゆく。こやまみつる。 もうこれで幾度目かテレビの「男はつらいよ」又も観ており やっぱり楽し。ひさのえい。 春の山ひと雨ごとに緑増し齢とるわれを無言で声援。なかむらせいごう。 我が所属ゆるさるる文学圏八〇〇号大きく載りし記事に涙す。おおのやえこ。 記憶力の減りゆくさまを測りかねチラシの裏に小さくメモす。うちやまつぐたか。 ---------- 俳句会。 夏めくや 野外授業の 子等の列。ひろせじゅんすい。 真清水を 汲む柄杓あり 阿蘇の里。おにもとおさむ。 登校児 弾む会話に 若葉風。まつしたせんよう。 一絃の 琴の音色や 青葉風。きしがみかつみ。 土佐へ旅 皿鉢料理の 初鰹。さとうじゅんこ。 蘖の 樫太くなる 立夏かな。しろたにあきみ。 さっと席 譲る青年 初夏の朝。ふじおかてるよ。 麦の秋 恍惚の母 訪ねたり。まつしたしょねん。 風薫る 石垣高き 松山城。いしかわこうじょ。 葉桜や 雨粒強く 傘を打つ。おふじことよ。 今もなを 大師伝説 清水川。まつおかなんしょう。 ★会員を募集しています。興味のある方はご連絡ください。  電話22・5237(松岡)