広報ふくさき 令和5年(2023年)8月号 25ページ ---------- 保健センターだより 424号 2ページ目 ---------- 町ぐるみ健診結果説明会のご案内  町ぐるみ健診を受診されたみなさん、健診結果はいかがでしたか?  下記日程で、健診結果の説明及び、保健師・栄養士による健康相談を開催します。 希望する人は、事前予約が必要です 初めて特定健診を受けた人はぜひご参加ください。 8月17日(木曜日)午後1時30分から午後3時30分、場所 保健センター。 8月30日(水曜日)午前9時30分から午前11時30分、場所 保健センター。 9月5日(火曜日)午前9時30分から午前11時30分、場所 八千種研修センター。 9月15日(金曜日)午後1時30分から午後3時30分、場所 エルデホール。 青色のポイントカードを忘れずにご持参ください! ☆健診結果説明会に参加された方には1ポイントを進呈します。 ☆ポイントは、令和6年度の健診費用に利用したり、健康グッズに交換することができます。 ※上記開催日のほか、電話・窓口・家庭訪問で相談をお受けします。お気軽にご相談ください。 予約・問い合わせ先 保健センター 電話22−0560(内線360から363) ---------- 保健センター8月定例行事予定(場所)保健センター。 一般健康相談、7日(月曜日)、午前9時30分から11時まで、対象 一般希望者。 母子健康手帳交付、月曜日から土曜日、午前8時30分から午後5時15分まで、対象 妊婦。 すくすく相談、7日(月曜日)、午前10時30分から11時30分まで、対象 乳児希望者。 すくすく相談、7日(月曜日)、午後1時30分から3時まで、対象 幼児希望者。 3か月児健診、23日(水曜日)、午後1時15分から45分まで、対象 令和5年5月生まれの乳児。 4か月児健診、22日(火曜日)、午後1時15分から45分まで、対象 令和5年4月生まれの乳児。 7か月児のまんまクラブ、9日(水曜日)、午前9時45分から10時まで、対象 令和5年1月生まれの乳児。 10か月児のあばばクラブ、23日(水曜日)、午前9時45分から10時まで、対象 令和4年10月生まれの乳児。 1歳お誕生相談、7日(月曜日)、午前9時30分から10時まで、対象 令和4年8月生まれの乳児。 3歳児健診、16日(水曜日)、午後1時15分から45分まで、対象 令和2年4月・5月生まれの幼児。 予防接種 *二種混合・四種混合・日本脳炎・ヒブ・小児用肺炎球菌・水痘(水ぼうそう)・B型肝炎予防接種は、接種間隔に気をつけましょう。 *麻しん風しん混合(MR)予防接種は、接種期間が1年間です。忘れず早めに接種しましょう。 1期(1歳から2歳の間)2期(就学前1年の幼児) *予防接種は、事前に医療機関へ電話予約してから受けましょう。 ---------- 第55回 町のせんせい『健康ひとことコラム』 『リスクに応じた歯みがき方法を』 おおにしクリニック 院長 おおにし けんすけ 先生 歯に関する2大疾患は歯周病とむし歯(う蝕)であり、お口の健康を守るうえでこれらの疾患を予防することは大変重要です。これら2つの疾患は口腔内細菌が関与するという点では共通ですが、その発症の仕組みは全く別ものであり、原因となる細菌の種類や発生リスクの高い場所も違います。したがって、その予防のために推奨される歯みがきの仕方にも大きな違いがあります。 歯周病のリスクの高い場所は歯と歯の間の歯ぐきです。原因菌はその近くの歯の表面に付着していると考え、歯と歯の間の根元の部分を清掃することを心がけましょう。このときに周りの歯茎を傷つけずに清掃効果が上がるように、適切な形や大きさの清掃具(歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスなど)を選択することが大切です。 一方、むし歯のリスクは歯と歯の接している部分や奥歯の溝の部分、あるいは歯茎が下がった部分の歯根面で高くなります。これらの細かい部分には歯ブラシの毛先が届かないため、「歯みがき剤無しまたは少量の歯みがき剤を使用して歯ブラシでブラッシングしたあとしっかりと水でうがいをする」というかつての常識では、歯周病の予防には一定の効果が期待できても、むし歯の予防効果は期待できないことが分かっています。むし歯の予防に効果を発揮するのは糖質の摂取頻度の制限、フッ化物応用、そしてシーラント(奥歯の溝を封鎖する予防法)です。現在では、「フッ化物入りの歯みがき剤をしっかり使い、1日2回歯磨きをした後にできるだけうがいを控える方法」がむし歯予防の基本として推奨されています。推奨されるフッ化物濃度や使用量、使用方法は年齢や個々のリスクに応じて違いますので、かかりつけの歯科医院でご相談されることをお勧めいたします。 写真=おおにし けんすけ 先生