広報ふくさき 令和5年(2023年)8月号 8ページ ---------- 生活科学センターだより 花火による子どものやけどに注意しましょう! 夏の風物詩の1つである花火ですが、子どもが花火で遊んでいる際にやけどを負ったという事故が発生しています。主に一般家庭などで使用されることを目的とした花火は、正式には「がん具花火」といい、「おもちゃ花火」とも呼ばれています。医療機関ネットワークにはこのような「おもちゃ花火」で遊んでいる際にやけどを負ったり着衣に着火したと言う事故情報が何件も寄せられています。 【火花によるやけどの事例】 ・公園で花火を実施中、手持ちの花火が着火した瞬間に驚き、花火を振り回して左腕に花火が貼り付いた。 ・花火で遊んでいる最中に花火の火をつかんだ。 【着衣などへの着火を伴ったやけどの事例】 ・保護者が一瞬目を離した隙に、子どもの左足の靴に火の粉が移り燃えていた。 ・花火を振り回し、直後に風で火花がスカートに飛んで着火し、燃え上がった。 【燃えカスによるやけどの事例】 ・線香花火から落ちた球を右手の指で触ってやけどをした。 ・手持ち花火が終わったあと、下に落ちていた燃えカスを触って右手にやけどをした。 【消費者へのアドバイス】 ●取り扱い説明書に従い、3歳以下の子どもに花火を持たせることは避け、距離を置いて見せるようにしましょう。 ●肌の露出が多い服装や履物、裾の広がった服装で花火をさせる際には注意が必要です。 ●花火の風下には立たせないようにし、風が強い場合は花火で遊ばないようにしましょう。 ●消火用の水を用意しましょう。  花火を消火するために水を張ったバケツを用意することに加え、水道の近くで行いましょう。万一やけどを負った場合でもすぐに患部を冷やすことでやけどの症状を軽減できます。 ●着衣に着火した場合の対処法を覚えておきましょう。  水をかけて消火することが第一ですが、「ストップ・ドロップ・アンド・ロール」を実施させて、燃えている部分を地面に押しつけることで消火しやすくなるので覚えておきましょう。 消費生活の相談や問い合わせ、苦情は、神崎郡消費生活中核センターへ  電話22-4977  秘密厳守 相談は無料です 相談日時 火、金曜日 午前9時から午後4時まで。月曜日は休館日です。 ---------- 夏休み親子教室 紙すき教室  牛乳パックでハガキを作ろう! 日時 8月23日(水曜日)午後1時30分から 場所 生活科学センター 対象 小学生及び保護者(4年生までは必ず保護者同伴) 講師 福崎町消費者の会 参加費 100円 申込期間 8月18日(金曜日)まで 持参物 筆記用具、水筒、上靴 申込先 生活科学センター 電話22−2939(月曜日休館)