広報ふくさき 令和5年(2023年)11月号 16ページ ---------- 農業委員会だより 農地を貸し借りするときは手続きが必要です  当事者同士だけで行う口約束など、手続きのない農地の貸し借りは農地法上無効であり、トラブルの元となることもありますので、農地の貸し借りをする際は、適正な手続きを行ってください。  農地の貸し借りの手続きには、農地法第3条申請と農業経営基盤強化促進事業による利用権の設定・中間管理権の設定があります。 市街化区域は、農地法3条申請は可能。利用権設定と中間管理権設定は不可。 それ以外の区域は、農地法3条申請も利用権設定も中間管理権設定もいずれも可能。 申込締め切りは、農地法3条申請は毎月5日。利用権設定は、10月・12月・3月の各月25日の年3回。中間管理権設定は、毎月10日。 特徴は、農地法3条申請は、毎月申請が可能であること、全部事項証明書(法務局で取得)などの添付が必要。利用権設定は、年3回のみ受付で、公告まで2ヶ月必要であること。中間管理権設定は、毎月申請が可能で、公告まで3ヶ月必要であること。 ※農地を貸している人は、原則として農地を借りることができません。 ※農業経営基盤強化促進法に基づく『地域計画』策定地区では、利用権設定を用いた貸借はできなくなります。また令和6年度末に制度が廃止されます。 問い合わせ先 農業委員会事務局(農林振興課内)(内線314・315) 農林振興課(内線311・312) ---------- 食育通信 〜子どもたちの体験農園〜  福崎町内の幼児園、小学校では、さまざまな農業体験を行っています。  5、6月にはさつまいもの苗さし、田植えなどがあり、みんな元気いっぱい取り組みました。9、10月にはさつまいも掘りや稲刈りを行いました。さつまいも掘りでは、大きく育ったさつまいもや、何本も連なったさつまいもを掘るたび大歓声が上がりました。袋いっぱいのさつまいもを抱え、「重い〜!」と言いながら笑顔で帰っていく姿がとても印象的でした。  このような経験を通じて食育について改めて考え、また地産地消の取組により「生産から食卓まで」の食べ物の循環、大切さを学んでくれることを期待しています。 (農林振興課) 写真=いも掘り ---------- 狩猟シーズンが始まります 期間 11月15日から翌年3月15日 入山されるみなさんへ ○なるべく黄色など目立つ服装を心がけてください。(白色タオルはシカと間違えられやすいので使用を控えてください) ○休日は多くの狩猟者が出猟しますので注意してください。 ○わなの設置の看板(標識)がある場所には近づかないでください。 問い合わせ先 農林振興課(内線315)