広報ふくさき 令和5年(2023年)11月号 2ページ ---------- 11月は子ども・若者育成支援強調月間です  近年、引きこもり、不登校などの社会生活を円滑に営む上での困難を有する子どもの問題や、いじめ問題、児童虐待をはじめ子どもが被害を受ける事件など社会全体で取り組まなければならない問題があります。 未来を担う青少年の健やかな育ちを、家庭・学校・企業・地域等の社会全体で支援しましょう。 青少年の育成は大人一人ひとりの責務 次代を担う子どもたちは、大きな可能性を秘めたかけがえのない存在です。全ての子どもたちの自己肯定感を育み、自己を確立し、社会との関わりを持ち、健やかに成長していくことは社会全体の願いです。 まず、大人自身が、大人社会のあり方を見直すとともに、社会の基本的なルールを身をもって伝えていくことが大切です。「大人が変われば、子どもが変わる」意識を持って、子どもの成長のためにできることを考えてみましょう。 家庭のあり方を振り返ろう 家庭は子どもの人格が形成される最初の場所です。  親である私たちは、家庭の重要性を認識し、家庭でのしつけのあり方や親の役割について振り返りましょう。そして、子どもが生涯にわたって健康で豊かな人間性を育むため、食育の推進、生活時間の改善等により、子どもの生活習慣を見直しましょう。また、スマートフォンを始めとするインターネット接続機器等との過剰な接触時間を見直し、家族との直接的なコミュニケーションの時間を増やしましょう。 地域で一体となって青少年の育成を 青少年の育成支援は、家庭を中心として、学校、企業、地域等、社会全体で取り組むべき課題です。  全ての人が青少年の健全育成に関わっているという意識を持ち、互いに助け、支えあえる地域づくりに努めましょう。また、子どもの安全確保の取り組み、有害環境への適切な対応、いじめの未然防止と早期対応など、地域が一体となった取り組みを進めましょう。 青少年の多様な社会参加活動を支えよう 青少年が同世代や異世代との多様な人間関係を経験しながら、社会的自立に必要な主体性や協調性を育み、積極的に社会へ参画していけるよう支援することが重要です。  そのために、大人である私たちから積極的に、子どもたちへ地域の行事やボランティア、スポーツなどの活動の場を提供しましょう。 (社会教育課) ---------- 人権・青少年健全育成フェスティバルのご案内、入場無料 日時 12 月2日(土曜日)午前9時30分から正午(受付 午前9時) 場所 文化センター 大ホール・小ホール 内容 第1部 小中学生の主張、体験発表、第2部 講演「LGBTとジェンダー・セクシュアリティを巡る人権問題」 講師 弁護士 なかおか しゅん  さん 〜講師プロフィール〜  大阪弁護士会に所属する弁護士。男性として生まれたが、現在、女性弁護士として弁護士登録し業務をおこなう。大阪の西天満で「うるわ総合法律事務所」を開設し、民事、家事、刑事、業法務まで幅広い分野に対応する。LGBTなどをはじめ、ジェンダー、セクシュアリティに関する相談や問題にも多く対応する。 ◆小中学生の人権ポスター、標語も展示しています 問い合わせ先 社会教育課(内線256) ---------- 兵庫県自転車ヘルメット購入応援事業について  自転車ヘルメットの着用促進に向け、兵庫県が実施します。令和5年10月3日以降に購入したヘルメットに対して最大4,000円分のポイントが還元されます。 申請期間 令和5年12月上旬〜令和6年2月上旬 給付対象者 住所地が兵庫県内で、以下のいずれかに当てはまる人(※年齢は令和6年3月31日時点) ●65歳以上の人 ●1歳〜18歳までの子と父母のどちらか ●19歳〜29歳までの大学生や専門学生等 申請方法 オンラインでの申請を予定 ※その他詳細は、兵庫県ホームページをご確認ください。 問い合わせ先 兵庫県県民生活部くらし安全課 電話078−341−7711