広報ふくさき 令和6年(2024年)1月号 16ページ ---------- ご利用ください「本人通知制度」 本人通知制度とは、事前に登録することで、住民票の写しや戸籍謄抄本などの証明書を代理人や第三者に交付した場合に、本人に証明書を交付したことを郵便でお知らせする制度です。  この制度により、不正請求の抑止や不正取得の早期発見が期待できます。  代理人や第三者から交付請求があった場合に、交付の可否を本人に確認する制度ではありません。 ■福崎町で登録できる人  ○福崎町の住民基本台帳に記載されている人及び過去にされていた人  ○福崎町の戸籍に記載されている人及び過去にされていた人 ■登録手続きに必要なもの  ○本人通知制度事前登録申出書(代理人が申出する場合は委任状が必要です)   ※申出書・委任状は窓口にあります(ホームページにも掲載しています)。  ○本人確認書類   ※顔写真つきのものは1点…免許証、個人番号カード、パスポート、障害者手帳など   ※顔写真がないものは2点…保険証、医療証、学生証、年金手帳など「氏名と生年月日」または「氏名と住所」が確認できるものを2点 問い合わせ先 住民生活課 町民窓口係(内線375・376) ---------- 短歌会 久々に古き写真に過去偲び若きし頃の自分と遊ぶ。やすだただし。 この夏の激暑のせいか一斉に金木犀が後れ咲きする。おのえさだのぶ。 サルビアは三度目の花咲かせたり花守の人の笑顔のやさし。はたさきせつこ。 霜月をいまだ鳴きいる夏の虫 地球が変だ変だと言うて。おかだえみこ。 霜月や木で熟れし柿取り込みし晴天の日々夏未だ此処に。くりと カーテンの裏に何やら動くものそーっと近づきガムテープで捕る。こやまみつる。 夜を無事に帰り来るらし熊よけの鈴ちりりんと鳴るが近づく。ひさのえい。 九十五枚貼りたる渋皮だんだんとはがれゆくなり新たな風に。おおのやえこ。 わが日々は先祖供養と詩を詠み散歩とテレビ、ぼーっとすること。なかむらせいごう。 若き日の手垢の残る文庫本時に撫でつつ拾い読みせり。うちやまつぐたか。 ---------- 俳句会 亀虫を 見つける度に 騒ぐ吾子。ひろせじゅんすい。 廃城に 悲涙落武者 冬の虫。おにもとおさむ。 傘寿迎え 免許更新 小春の日。おおのむねのり。 わらべ歌 オカリナ演奏 冬立つ日。まつしたせんよう。 茶の木垣 花の匂える 故郷の家。きしがみかつみ。 返り咲き 城を飾れる 糸桜。さとうすみこ。 山茶花の 散る日に教師 退職す。いしかわこうじょ。 茶花咲く 若き家族の 住める家。ふじおかてるよ。 昭和期より 実家に咲継ぐ 茶の木垣。しろたにあきみ。 大物を 洗濯したり 小春の日。まつしたしょねん。 子ども部屋 温度を上げし 初冬の日。おふじことよ。 老いし義父 浸る足湯に 初時雨。ふくしまのりこ。 百姓家 国旗掲ぐ 勤労感謝日。まつおかかつみ。