広報ふくさき 令和6年(2024年)3月号 5ページ ---------- 町長コラム 福崎町長 おさき よしはる 中小企業大学校が移転へ  皆さん、福崎町高岡(神谷地区)に中小企業大学校関西校が立地していることをご存じだったでしょうか。  この施設は、独立行政法人の所有ですが、元は国の施設です。中小企業の経営者や管理職、個人事業主の皆様などを対象に、企業の明日を担う人材育成のための研修を実施され、これまで6万人以上の方が受講されています。  関西校が昭和55年に開校してから今日まで、地域の中小企業の発展と成長に大きな役割を果たしてこられたことに心から感謝とお礼を申し上げます。これからも私たち行政や商工会と一緒になって地域と中小企業を盛り上げてくださるものと思っていましたが、令和6年4月から大阪に移転することになりました。郊外型の宿泊研修施設としての利用形態が近年のニーズに合わなくなってきたことや施設の老朽化が主な理由とのことです。  今後は、この関西校の跡地の活用が大きな課題ですので、大学校や地元と連携を密にして対応していきたいと考えています。  関西校は移転しますが、中小企業の皆様のいろんなご要望にお応えするために福崎町商工会館内にエリアマネージャーを配置されます。人材育成などのご相談があればご利用いただきたいと思います。 写真=中小企業大学校関西校 ---------- 災害への備えのために〜福崎小学校・消防団  福崎小学校と消防団西部支部(校区9分団)は、阪神・淡路大震災から29年にあたる1月17日に、福崎小学校内で合同防災訓練を行いました。例年、田原小学校と中部支部も行っている訓練ですが、今年は初めて福崎小学校と西部支部が連携して実施しました。  初めて見る消防団活動、放水訓練、並んだ消防車両に、児童たちは目を輝かせて真剣に参加してくれていたのが印象的でした。  福崎町でもいつ起こるかわからない災害に、子どものときから備えてもらうことは非常に大切なことだと思います。福崎小学校の先生・児童たち、そして西部支部の皆さん、ご協力ありがとうございました。 (住民生活課) 写真=消防団員と一緒に放水する福崎小学校児童 ---------- お米1合プロジェクト取り組み報告 みなと銀行福崎支店 様 (取り組み協力)  支店内にお米ボックスを設置し、職員に寄附を募っていただいた結果、約10sのお米が集まりました。 「町内でお米ボックスを持ち回り、『お米一合まごころリレー』をしても良いのでは?これからも社会貢献活動に取り組みます!」 (脇坂支店長) 写真=脇坂支店長ほか行員のみなさん お米1合プロジェクトとは、お米を一合ずつ持ち寄って寄附いただき、フードバンク団体を通じて生活に困っている方々へお届けする取り組みです。福崎町ではこの取り組みを応援するために、「まごころ戦隊 米ポスレンジャー」というオリジナルのキャラクターをデザインしたボックスを作り、団体を対象に貸し出しを行っています。詳しくは町公式ホームページをご確認ください。 問い合わせ先 福祉課 町民福祉係(内線353・365)