広報ふくさき 令和6年(2024年)4月号 10ページ ---------- 令和6年度予算のあらまし@ 令和6年度予算は、一般会計99億3300万円(前年度比15・1%増)、総額170億4534万5千円(前年比11・3%増)で可決されました。 町長提案説明の抜粋。  令和6年度予算は、第6次総合計画を進めるための予算としています。主な事業の1点目は、「子育て支援と教育環境の充実」です。中学校までの給食費の無償化を6か月間継続し、給食材料費の高騰分の町費負担も継続します。また、産婦の健康診査費を助成します。  辻川山公園に複合遊具を設置し、小・中学校の特別教室に空調設備の整備と照明のLED化を実施します。  2点目は、「災害のない安全・安心のまちづくり」です。川すそ雨水幹線工事と直谷第2雨水幹線工事を計画的に進め、緊急浚渫推進事業により大内川の土砂撤去や伐木を実施します。  3点目は、「JR福崎駅へのアクセス道路の強化」です。町道福崎駅田原線、町道千束新町線の道路新設改良事業を着実に進めます。  4点目は、「都市計画の規制緩和」です。町域全体を空家等活用促進特別区域として指定したいと考えています。  5点目は、「広域行政に関係する事業」です。中播北部行政事務組合では、次期ごみ処理施設の造成工事と並行して実施設計を進めます。また、中播消防署の本署及び北部出張所の建替えは、用地取得や設計業務に取り組みます。  各課が取り組む主な事業は次のとおりです。 【総務課】  会計年度任用職員に勤勉手当を支給します。  サルビア会館の空調設備を更新し、町民の利便性向上を図ります。  岩手県遠野市との友好都市共同宣言10周年の記念行事を行います。 【企画財政課】  電子入札制度を導入するとともに、自治体情報システム標準化事業に取り組みます。また、福崎町まち・ひと・しごと創生総合戦略(第3期)を策定します。 【税務課】  町税において、税目ごとの課税客体の的確な把握と課税に努めます。あわせて適正な滞納整理、債権管理により、徴収率の一層の向上をめざします。 【地域振興課】  フクランタン事業及び手話ダンス甲子園を引き続き開催し、共生のまちづくりを進めます。  ふるさと応援寄附金事業では、プロジェクトチームを立ち上げ、更なる自主財源の確保に努めます。  観光振興では、新しい観光アプリの導入や体験型観光コンテンツの開発を行うとともに、22基目の妖怪ベンチと池の中のガジロウ3号機を製作します。 【住民生活課】  防犯対策のため、防犯カメラを計画的に設置します。また、特殊詐欺被害対策として、65歳以上の高齢者を対象に自動録音電話機の設置補助を行います。  交通安全対策では、通学路のカラー塗装や標識、啓発看板、凍結防止ミラーを計画的に設置します。  消防では、消防団あり方検討委員会を開催し、団員定数など消防団組織についての検討を行います。 【福祉課】  手話を言語として使用されている方への理解の促進、共生社会の実現のため「手話言語条例」の制定に取り組みます。  高齢難聴者のフレイル予防及び社会参加の促進のため、補聴器購入費の一部助成を実施します。 【ほけん年金課】  保健センター内に、子ども家庭センターを設置し、すべての妊産婦、子どもとその家庭に対して切れ目のない相談・支援を行います。  予防接種事業では、50歳以上の方を対象に帯状疱疹予防接種費用の助成を行います。 【農林振興課】  森林環境譲与税基金活用事業で、町内民有林において間伐等の森林整備を行う者に対して補助金を交付します。  高岡福田地区ほ場整備事業を推進するとともに、山崎地区ほ場整備事業の実施設計に着手します。  ため池整備事業では、三谷池の工事完了を目指すとともに、宮の池の改修工事に着手します。 【まちづくり課】  道路整備事業では、通学路の安全対策として町道大貫山田線の道路改良事業を引き続き推進します。  空家対策では、空家活用支援事業補助及び特定空家等除去事業補助を実施します。 【学校教育課】  公立幼児園では、保育業務支援システムを活用し、保育教諭の業務負担軽減と保護者の利便性の向上に努めます。