広報ふくさき 令和6年(2024年)5月号 12ページ ---------- 農業委員会だより 農地の相続手続きについて 相続登記が義務化されました  過疎化や少子高齢化が進む中、相続に伴う所有権の移転登記がなされていないことなどから、日本各地で所有者不明土地が増加しており、大きな社会問題となっています。所有者不明土地問題は、農地の集積・集約化の妨げとなる場合や、不適切な管理により近隣住民へ被害を及ぼす場合があります。 このような所有者不明土地の発生を予防するため、不動産登記法が改正され、これまで任意とされていた不動産の相続登記の申請が令和6年4月1日から義務化されました。(義務化の施行日(令和6年4月1日)前に発生した相続についても、施行日から3年以内の登記の申請が義務付けられています。) 相続等で権利を取得したときは、農地法第3条の3の規定にもとづき、農地のある市町の農業委員会に、その旨の報告をしてください。これは、相続された農地が使われなくなり遊休農地化することや、農業委員会でその把握ができなくなることを解消し、農地の有効利用につなげるのが目的です。権利を取得された方が地元を離れて遠方に住んでいる場合でも対象になりますので、届出をお願いします。 (福崎町農業委員会) ---------- 食育通信 〜高岡幼児園の取り組み〜  いつも温かくておいしい給食を作ってくださっている給食センターの見学を、子どもたちはとても楽しみにしていました。給食センターでは、その日の献立のクリームシチューを調理しているところで、「こんなに大きなおなべで作るんや」「いいにおいがする」と、とても驚いていました。そして、給食に使う地元の食材のことや給食が出来るまでの話を聞きました。実際に使われている大きなしゃもじと背くらべをしたり、「何人はいれるんかなぁ?」と鍋の直径と同じ長さのロープに入らせてもらったりしました。  見学後、園に運ばれてきた給食は、地元でとれた季節の野菜たっぷりのクリームシチューで、「おいしい」「おかわり」と大好評。いつも以上に味わって食べ、笑顔いっぱいで楽しく給食の時間を過ごしました。見学に行った事で給食への関心が高まり、いつもおいしく食べている給食をもっと身近に感じることが出来ました。 (学校教育課) 写真=しゃもじとせいくらべ 写真=お鍋の直径と同じ長さのロープの輪に入る園児 ---------- 八千種自然活用村(春日山キャンプ場)にテントサイトデッキを設置しました  タテ4メートル、ヨコ6メートルの木製のデッキ(リングプル付き)を設置し、水道、AC電源を整備しています。これからのキャンプシーズンにぜひご利用ください。 使用料 ○入山料   子ども 1人1日110円   大人  1人1日220円 ○テントサイトデッキ(1区画)   1泊 1,100円(日帰り使用も同額) ○AC電源(テントサイトデッキ附属)   1泊 550円(日帰り使用も同額) 申し込み受付  春日ふれあい会館 電話22−5805    休館日 毎週火曜日、12月29日から1月3日    受付時間 開館日の午前9時から午後5時まで