広報ふくさき 令和6年(2024年)5月号 5ページ ---------- 町長コラム 福崎町長 おさき よしはる 広域行政施設の更新について  神崎郡新ごみ処理施設の建設工事が市川町の浅野地区で進んでいます。施設用地の木々の伐採が完了し、敷地造成に着手したところです。現在のくれさかクリーンセンターは福崎町と姫路市(旧香寺町、夢前町、途中から安富町)の枠組みでしたが、新しい施設は福崎町、市川町、神河町の神崎郡3町で取り組みます。6月中には本体工事の施工業者が決定する予定で、令和10年4月の供用開始に向けて、ほぼ計画通りに進んでいます。物価高による工事費の高騰が心配の種ですが、住民生活の根幹をなす施設ですので、3町力を合わせてしっかりと取り組みます。  もう一つは、中播消防署の建替えを進めています。本署は福崎町、北部出張所は神河町で建替えます。新町にある現本署は洪水浸水想定区域内にあるため、南田原のラ・ムーや西松屋が建ち並ぶ道路を挟んでむかいあたりに移転します。今年度から用地買収と設計業務に取り組みます。 写真=第15回民俗辻広場まつり ---------- 物価高騰に伴う支援臨時給付金のご案内  支給対象は、令和5年12月1日時点で福崎町住民基本台帳に記載がある、下記にあてはまる世帯の世帯主です(世帯全員が住民税課税者に扶養されていないことが条件です)。  支給対象は、令和5年12月1日時点で福崎町住民基本台帳に記載がある、下記にあてはまる世帯の世帯主です(世帯全員が住民税課税者に扶養されていないことが条件です)。 世帯全員の令和5年度の住民税が「均等割のみ課税されている」世帯もしくは「均等割のみ課税者と非課税者で構成される」世帯 ◇世帯の全ての人が、令和5年1月1日以前から現 住所にお住まいの場合  対象となる世帯には、町から給付内容や確認事項が書かれた確認書が届きます。内容を確認し、必要事項を記入の上、町に返信してください。 ◇世帯の中に、令和5年1月2日以降に転入した人や所得の申告をしていない人がいる場合  対象世帯の判定ができないため、申請が必要です。添付書類(申請者本人確認書類・口座情報確認書類・住民税課税証明書(住民税均等割のみかかっていることが確認できるもの)のそれぞれコピーなど)とともに、福祉課に直接または郵送でご提出ください。 ◎1人あたり5万円のこども加算の支給について  住民税非課税世帯、住民税均等割のみ課税世帯のうち、平成17年4月2日生まれ以降の児童がいる世帯について、1人あたり5万円の支給をします。(こども加算)  令和5年12月2日以降に生まれた等、確認書等に記載されていない児童についての給付を申請する場合は、申請書(役場やホームページに様式はあります)で申請してください。 申請期限 令和6年 5月31日(金曜日)までです(※締め切り厳守です) 虚偽により給付を申請した場合、不正受給(詐欺罪)に問われる場合があります。 給付金を装った「振り込め詐欺」や不審な電話・メールにご注意ください。  給付金支給のために福崎町からATMの操作をお願いしたり、手数料の振り込みを求めることはありません。 問い合わせ先 福祉課(内線365) ---------- 歴史民俗資料館 連続講座@のご案内 受講料は無料です。申込も不要です。  令和5年度日本民俗学会研究奨励賞受賞者のまがらさんをお招きし、岩手県しわ地区を事例として、高度経済成長期における農業をとりまく環境の変化や携わる人々についてお話しいただきます。 演題 東北地方の農村における人びとの生き方・暮らし方 日時 5月25日(土曜日)午後1時30分から午後3時 講師 まがら ゆうさん(東北学院大学) 場所 神崎郡歴史民俗資料館2階 問い合わせ先 歴史民俗資料館 電話22−5699(月曜日・祝日の翌日休館) 写真=岩手県しわちょう うるしたち集落の稲刈り(まがら ゆう氏提供)