広報ふくさき 令和6年(2024年)5月号 8ページ ---------- ヒューマンライツ イン 福崎町 ---------- そうじ、がんばるぞ! 高岡小学校1年(当時)やまもと いっき ぼくは、そうじが大すきです。いつも、早めにそうじばしょにいって、バケツに水をくんでいます。  ぼくが、はじめてそうじをしたのは、一年生のきょうしつです。一年生、三人でしました。ゆかのふきかたを、先生におしえてもらいました。おもしろかったです。  つぎにしたのは、学しゅうしつです。学しゅうしつのそうじから、たてわりはんでしました。五年生と三年生とぼくの三人ですると、先生がおしえてくれました。ほかのそうじばしょにいけるのがたのしみだったので、先生に、 「いつから、そうじばしょかわるん。」 とききました。先生は、 「きょうからやで。」 といいました。「やったあ」とおもいました。先生が、 「五年生が、むかえにきてくれるよ。」 といっていたけど、早くそうじがしたかったから、一人でいきました。だれもいませんでした。つくえがいっぱいで、どうやってするのかわかりませんでした。五年生がきて、「いす上げて、わたしがはくから、いっきくん、ゆかふいてな。」 と、おしえてくれました。ふくとき、三年生が、 「てんてんのところまでふくんやで。」 と、おしえてくれたので、三年生を見ながらふきました。つくえの下をふくのがたいへんだったけど、じょうずにできました。二人とも、やさしくおしえてくれて、うれしかったです。  いまは、六年生と四年生とぼくの三人で、六年生のきょうしつのそうじをしています。あたらしく、ベランダをはいたり、つくえをふいたりするそうじをおしえてもらいました。みんな、やさしくおしえてくれるので、そうじがたのしいです。そうじをしていたら、からだがあつくなってきて、しんどいときもあるけど、がんばってそうじをしています。これからも、いろんなところをきれいにしたいです。 --------- 一つの命 福崎小学校4年(当時)たかはし ゆうせい 人には命が一つしかありません。二つも三つもありません。虫も動物も魚も、命は一つしかありません。なくなってしまったら終わりです。だからこそ、命は大切にしなくてはいけません。これは、ぼくが体験したことです。 ぼくは、休みの日に友だちと野球をして遊んでいました。いつもどおり、友だちと楽しく遊んでいました。でも、事故が起こりました。ぼくの頭に金属バットが当たりました。まゆ毛の上の辺りです。たくさん血が出ました。とてもびっくりしました。何が起こったのか、一しゅん分かりませんでした。  「ぼくはもう死んでしまうのかな。」と思いました。家に帰って、すぐに病院に行きました。病院に着くまでの間もとても不安でした。病院に着くと、きず口をぬわれました。ぬった後は、血が出なくなりました。でも次の日から、きず口からしるが出るようになりました。当たる場所が悪かったら、失明していたそうです。それを聞いて、とても怖くなりました。そして、「失明しなくてよかった」と安心しました。今もバットが当たったところは少しへこんでいるけれど、今までどおり友だちと遊んだり、水泳をしたりすることができています。  ぼくは、この事故からバットがトラウマになりました。今でも少しこわいです。一つしかない命は死んだら終わりです。でも、この体験から命の大切さが分かりました。これからも、自分や周りの人の命、動物たちの命も大切にしていこうと思います。 --------- ポスター作品 福崎小学校4年(当時)おおの あやと 八千種小学校2年(当時)きしもと ちひろ 田原小学校5年(当時)いかみ ゆうあ 福崎東中学校3年(当時)かわかみ こうせい ---------- 人権標語 その笑い その一言が 悲しみのもと 田原小学校4年(当時)かじわら はると 声をかけよう 「大丈夫?」 その一言は 大きな一歩 八千種小学校5年(当時)いわき そうし 笑顔って 人をつなげる 最短ルート 福崎西中学校1年(当時)ふじもと ゆうき 知っている? 見て見ぬふりは 同罪だ 福崎東中学校2年(当時)おおがき はやと