広報ふくさき 令和6年(2024年)6月号 12ページ ---------- 農業委員会だより 農地の適正な管理をお願いします!  近年、農業者の高齢化や農業人口の減少などにより遊休農地が増加傾向にあります。農地が遊休化すると雑草・雑木が生い茂り、病害虫や火災の発生原因となる恐れがあります。また、有害鳥獣の隠れ場所や、廃棄物等の不法投棄の場所となることも考えられ、周辺農地や近隣住民に悪影響を及ぼします。  農地の所有者及び耕作者には、農地を適正に管理する責務があります。これからの季節は、雑草等の成長が早くなり、病害虫や鳥獣被害も発生しやすくなりますので、早めに草刈りをするなど、農地を適正に管理しましょう。 農業委員会は荒廃農地の解消に努めています.  農業委員会では、毎年8月に農地パトロールを行っています。農地パトロールで判明した遊休農地については、土地所有者等に営農の指導や利用意向調査を行い、農業上の利用の増進を図ります。 問い合わせ先 農業委員会事務局(農林振興課内)(内線314・315) ---------- 6月は豊かなむらを災害から守る月間 〜災害のない豊かな農村をめざして〜  兵庫県では、毎年6月を「豊かなむらを災害から守る月間」と定め、県・市町・関係機関が協力してため池、地すべり防止区域等の点検や防災パトロールを行っています。  ため池は農業用水を貯えるだけでなく、洪水防止や生態系の保全等、さまざまな役割を担っています。農家や管理者だけでなく、地域で協力してため池や水路等の管理・点検を行い、災害を未然に防ぎましょう。 出水期の注意点 ・大雨が予想されるときは、ため池の水位を下げておきましょう。 ・洪水吐に土のうを置く等、無理な貯水は絶対にしないようにしましょう。 土砂災害に注意  予兆を感じたら早めに避難しましょう。 ・斜面の途中から水が急に湧き出した場合 ・斜面からパラパラと小石等が落ちてくる場合 ・石垣や擁壁にズレや亀裂が生じた場合 主催 兵庫県・福崎町 協賛 兵庫県土地改良事業団体連合会    兵庫県ため池等整備事業促進協議会    (社)兵庫県治山林道協会 ---------- 食育通信 〜旬の食材を活用する〜  生産技術や流通の向上により、季節に関係なく、1年を通して多彩な食材を簡単に手に入れることができます。しかし、野菜などは本来収穫できる食べ頃となる時期“旬”があります。旬の食材を使って料理をすると、季節を感じられる楽しい食卓となります。  旬の食材には、新鮮で美味しい・ビタミンやミネラルなど栄養価が高い・価格が安いといったメリットがあります。そのメリットを生かすことはわたしたちの健康に役立つとともに、食材を使い切ることで食品ロス削減にもつながります。  適切な食材の保存や工夫次第で料理の幅も広がり、食材を使い切ることができます。例えば、新鮮なうちに食べる、ピクルスやジャムなどの保存食にする、冷凍していたトマトをそのまま煮込み料理に応用する、などさまざまな活用で美味しく食べることができます。  生活科学センターでは5月から10月にかけて食育推進のため、『今晩から役に立つ家庭料理』をテーマに料理教室を開催しています。参加者は毎年4月の町広報で募集をしています。 写真=旬の献立 (生活科学センター) ---------- 6月のマイナンバーカードの申請・受け取りの休日受付窓口を開設します。 平日の昼間にカードの申請や受け取りに来庁することが困難な人のために、休日窓口を開設します。 事前に電話予約をお願いします。  日時 6月23日(日曜日)、午前9時から正午。 問い合わせ先 住民生活課 町民窓口係(内線372)