広報ふくさき 令和6年(2024年)8月号 23ページ ---------- 保健センターだより 436号 2ページ目 ---------- 体内成分バランス測定ができるようになりました  毎月1回第2月曜日にある健康相談で体内成分バランス測定ができるようになりました。人間の身体は、水・タンパク質・脂肪・骨から構成されています。体内成分バランス測定では体内の水分量・タンパク質量・脂肪量・筋肉量・体脂肪量等を測定し、体内成分バランスを分析することができます。自身の身体の状態を分析し、健康づくりに役立ててください。 時間 午前9時30分から午前11時30分 完全予約制です      測定のみなら、10分程度。      測定と測定結果の説明なら、20分程度。 場所 福崎町保健センター 対象者 20歳以上の人 ※ペースメーカー、補装具などを装着している人や、妊娠中の人は測定できません。 注意点 着衣のまま、裸足になって測定します。 ---------- 保健センター8月定例行事予定(場所)保健センター。 一般健康相談、5日(月曜日)、午前9時30分から11時まで、対象 一般希望者。 母子健康手帳交付、月曜日から土曜日、午前8時30分から午後5時15分まで、対象 妊婦。 すくすく相談、5日(月曜日)、午前10時30分から11時30分まで、対象 乳児希望者。 すくすく相談、7日(月曜日)、午後1時30分から3時まで、対象 幼児希望者。 3か月児健診、28日(水曜日)、午後1時15分から45分まで、対象 令和6年5月生まれの乳児。 4か月児健診、20日(火曜日)、午後1時15分から45分まで、対象 令和6年4月生まれの乳児。 7か月児のまんまクラブ、7日(水曜日)、午前9時45分から10時まで、対象 令和6年1月生まれの乳児。 10か月児のあばばクラブ、28日(水曜日)、午前9時45分から10時まで、対象 令和5年10月生まれの乳児。 1歳お誕生相談、5日(月曜日)、午前9時30分から10時まで、対象 令和5年8月生まれの乳児。 3歳児健診、21日(水曜日)、午後1時15分から45分まで、対象 令和3年4月・5月生まれの幼児。 予防接種 *二種混合・四種混合・日本脳炎・ヒブ・小児用肺炎球菌・水痘(水ぼうそう)・B型肝炎予防接種は、接種間隔に気をつけましょう。 *麻しん風しん混合(MR)予防接種は、接種期間が1年間です。忘れず早めに接種しましょう。1期(1歳から2歳の間)、2期(就学前1年の幼児)。 *予防接種は、事前に医療機関へ電話予約してから受けましょう。 ---------- 第61回 町のせんせい『健康ひとことコラム』 『口の中の健康と栄養について』 ながと歯科医院 ながと ひろなお 先生  口の中の健康を守るためには、バランスのとれた栄養が必要です。歯周病の場合は全般的な低栄養のほかに、オメガ3脂肪酸の欠乏・特定のミネラルやビタミンの欠乏がリスク要因になるといわれています。う蝕の発生においては、炭水化物(糖類)の過剰による低栄養が問題になります。本来、栄養は三大栄養素の炭水化物・タンパク質・脂質をバランス良く摂取する必要があります。  口の中の健康を守っていくために、適切な栄養バランスを守り、低栄養を防いでいくことが健康維持のための重要なポイントです。これらの事が守れていなければ、う蝕や歯周病により歯を喪失してしまう事になってしまいます。一度でも歯を失ってしまうと、かみ砕く機能が低下してしまいます。そのことが原因により食事がしにくくなり、低栄養へとつながってしまうのです。  歯の喪失が多数ある人は、少ない人に比べて野菜や果物の摂取する量が少ないとする調査結果があり、繊維質の食べ物が食べづらいようです。このような悪循環を防止するため、日頃の栄養管理をしっかりと行っていただき、歯の喪失やう蝕がある場合は歯医者さんで治療を行っていただきたく思います。  栄養は、予防にも関係しています。う蝕の予防には、再石灰化に必要なカルシウムの摂取不足のほかに、炭水化物(糖類)の過剰摂取が関係しています。この炭水化物(糖類)の過剰摂取は、タンパク質の不足をもたらしてしまいます。脂質のオメガ3脂肪酸を含む魚の油は、歯周組織の健康に役立つ抗炎症作用があります。  このように栄養をバランス良く取り入れる事が、お口の中の健康を維持し、予防にも効果があるのです。 写真=ながと歯科医院