広報ふくさき 令和6年(2024年)10月号 6ページ ---------- 秋季企画展 「柳田國男の旅 あきかぜちょう・雪国の春・かいなんしょうき」開催中 会期 12月8日(日曜日)まで  福崎町出身で、文化勲章受章者の柳田國男は、大正8年(1919)に貴族院書記官長を退き、翌年から朝日新聞社の客員として全国を調査するための旅路につきました。  本展では、柳田國男の著作の中から、旅の経験を記した代表的な紀行文である『あきかぜちょう』『雪国の春』『かいなんしょうき』を取り上げ、民俗学への転換点となった大正9年から10年の「柳田國男の旅」を読み解きます。 会場 福崎町立柳田國男・松岡家記念館2階展示室 開館時間 午前9時から午後4時30分 休館日 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日 問い合わせ先 福崎町立柳田國男・松岡家記念館 電話22−1000 写真=秋季企画展ポスター ---------- 歴史民俗資料館 連続講座Aのご案内  この講座では、令和5年度日本民俗学会研究奨励賞受賞者をお招きし「伊勢大神楽」をテーマにお話しいただきます。同日に記念館前広場にて公演される神楽とともに、お楽しみください。受講料無料・申込不要。 演題  「伊勢大神楽はどのように継続してきたか」 日時 11月9日(土曜日)午後2時30分から午後4時 講師 まゆずみ ともあきさん(香川県立ミュージアム) 場所 神崎郡歴史民俗資料館 2階 問い合わせ 歴史民俗資料館 電話22−5699 ---------- 神崎郡歴史民俗資料館 特別展 入館無料 「福崎の交通変遷」 会期 10月19日(土曜日)から12月8日(日曜日)  福崎町は、古くから往来が盛んな交通の要衝でした。そのため、街道、舟、橋梁、鉄道、人力車、乗合馬車、バス、高速道路(インターチェンジ)など、時代をとおしてさまざまな交通機関がみられました。本展では、新たに発見された資料や残された記録から、交通の変遷を追い、当時の福崎のようすを探ります。 開館時間 午前9時から午後4時30分 休館日 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土日は開館) 問い合わせ先 神崎郡歴史民俗資料館 電話22−5699 写真=横渡し舟絵図(部分) 絵図からは舟が全長約11m、全幅約2mの大きさであったことがわかります。 ---------- 食育通信  給食センターでは、給食を作っているようすを見学することができます。昨年度はたくさんの園児が見学に来てくれました。2階にある大きな窓から調理室を見下ろすことができ、大きな釜でお汁や煮物を作っているようすが見えます。調理員さんが釜に具材を入れるたびに、「わぁ〜、何が入ったんやろう?」「たくさん入ったなぁ!」と歓声が上がります。出来上がったおかずを食缶に配食する様子を見て、「あの食缶が自分達の園に届くんだなあ」と、給食を楽しみにする気持ちが高まります。実際に調理で使用している道具を使って、おかずに見立てた物を食缶に入れる「調理員さん体験」もします。自分の身長より長くて重いので扱うのは難しいですが、みんなとても楽しそうです。栄養士から今日の給食についての話もするので、給食をより身近なものに感じ、感謝して食べようという気持ちへとつながっています。 (給食センター) 写真=2階から調理室を見下ろしているようす 写真=栄養教諭から説明をうけているようす