広報ふくさき 令和5年(2023年)11月号 20ページ ---------- 人生いきいき住宅助成事業のお知らせ  高齢者や障がいのある人が住み慣れた住宅で安心して暮らせる住環境を整備するために、既存住宅の改造に要する経費の一部を助成し、人にやさしい住まいづくりの実現を図ります。  助成対象となる工事は、申請年度の3月中旬までに工事の完了報告ができるものに限ります。 補助区分@住宅改造・特別型 対象世帯 介護保険制度の要介護または要支援認定を受けた被保険者のいる世帯、身体障害者手帳、療育手帳の交付を受けた方のいる世帯 対象事業 高齢者や障がいのある人に配慮した既存住宅のバリアフリー改造 補助用件 住まいの改良相談員等の承認 補助額 「助成対象工事費」かける「助成率」で計算します。助成対象工事費は、介護保険などの住宅改修費(20万円)とあわせて上限100万円。助成率は、三分の一から全額まで、所得や課税状況により異なります。 補助区分A住宅改造・一般型 対象世帯 高齢者(65歳以上の人)のいる世帯 対象事業 高齢者や障がいのある人に配慮した既存住宅のバリアフリー改造 補助用件 2箇所以上の手すり取付け、または屋内の段差解消 助成額 助成対象工事費に応じた定額(上限:15万円) ※助成対象工事費が7万5千円未満の工事は助成対象外です。 補助区分B増改築型 対象世帯 住宅改造の一般型または特別型の対象世帯、住宅改造の一般型または特別型の対象者と同 居を予定している世帯 対象事業 住宅改造・一般型、特別型の工事で、かつ増改築を伴うもの 補助額 特別型は、「15万円」かける「増改築部分面積」で計算した額(上限150万円)の 三分の一、一般型は六分の一。 @〜Bに共通する注意 (1)助成には生計中心者の所得制限があります、(2)昭和56年5月以前に建築された住宅の場合、耐震診断が必要です。 申請・問い合わせ先 健康福祉課 高年福祉係 内線354 ---------- 短歌会 ウォーキング溝にたわむる黒トンボ並んで進む夕日背にして。やすだただし。 水面に人影写れば浮いてくる癒し求めて飼いたるメダカ。おのえさだのぶ。 十薬の花の白さに母を恋う迷いし心の紐のほどけて。みやもとみちこ。 栄養はきちんと摂っている筈にあの人の名が思い出せない。はたさきせつこ。 電柱の影を背にして三十メートル来しが遠いな次の電柱。おかだえみこ。 思い出の旅空出会う屋久杉は幾年耐えし厳しき残暑。くりと。 山桃、枇杷、桃も実らず梨も不作こんな夏も猿出没す。こやまみつる。 余分なもの捨つれば空を飛べるとうそんな気のする今日の空なり。ひさのえい。 青梅をちぎりつつ聞く不如帰鳴きつる方より一日暮れゆく。こうづきあきひろ。 快速の窓に映れる須磨の海青春の日と変わらぬ色に。うちやまつぐたか。 ---------- 俳句会 コスモス畑 写真に遺す 祖母笑顔。ひろせじゅんすい。 受け継ぎし 山裾畑に 吾亦紅。おおのむねのり。 六地蔵 赤の前掛 秋彼岸。おにもとおさむ。 老ゆ母え カステラ厚目 敬老日。さとうすみこ。 秋麗ら 両手ひらひら 手話ダンス。おふじことよ。 実家帰り 歩める野路に 彼岸花。ふくしまのりこ。 漁港町 空を覆える 鰯雲。ふくながみよこ。 雨冷え日 血圧体温 測りたり。しろたにあきみ。 仲の秋 手間ひま掛ける 揚げ料理。ふじおかてるよ。 軽ろやかな リズム民謡 盆踊り。まつおかかつみ。 ---------- 秋季全国火災予防運動 11月9日(土曜日)から15日(金曜日) 『守りたい 未来があるから 火の用心』 (姫路市中播消防署予防担当 電話23−0119)